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ZenFone3・ZenFone3 Deluxe・ZenFone3 UltraとZenFone2を比較
5月30日に開催されたASUS（エイスース）のイベント「Zenvolution」で、ZenFone 3シリーズの新機種、「ZenFone 3 （ZE552KL)ゼンフォン スリー」・「ZenFone 3 Deluxe (ZS570KL) ゼンフォン スリー デラックス」・「ZenFone 3 Ultra (ZU680KL) ゼンフォン スリー ウルトラ」の3機種が発表されました。
日本での発売日・価格や日本版のスペックなどは、まだ発表されていませんので、詳細スペック部分は違う点があるかもしれませんが、新しく発表されたZenFone 3シリーズと前機種であるZenFone 2を比較する表を作成してみました。
ZenFone 3 と ZenFone 2 の比較
| ZenFone 2 （ZE551ML） | ZenFone 3 （ZE552KL) | ZenFone 3 Deluxe (ZS570KL) | ZenFone 3 Ultra (ZU680KL) |
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|---|---|---|---|---|
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| ディスプレイ | 5.5インチ 1920×1080 フルHD Gorilla Glass 3 | 5.5インチ 1920×1080 フルHD Gorilla Glass 4 | 5.7インチ 1920×1080 フルHD Gorilla Glass 4 | 6.8インチ 1920×1080 フルHD Gorilla Glass 4 |
| CPU | Intel Atom Z3560/1.83GHz Z3580/2.33GHz クアッドコア | Snapdragon 625 2.0GHz オクタコア | Snapdragon 820 2.15GHz クアッドコア | Snapdragon 652 1.8GHz オクタコア |
| antutu ベンチ （参考値） | 50000 くらい | 60000 くらい | 160000 くらい | 70000 くらい |
| RAM | 2GB/4GB | 3GB/4GB | 6GB | 3GB/4GB |
| ROM | 32GB/64GB | 32GB/64GB | 64GB/128GB /256GB | 32GB/64GB /128GB |
| メインカメラ | 1300万画素 | 1600万画素 | 2300万画素 OIS | 2300万画素 OIS |
| 前面カメラ | 500万画素 | 800万画素 | 800万画素 | 800万画素 |
| サイズ mm | 152.5 x 77.2 x 10.9 | 152.59 x 77.38 x 7.69 | 156.4 × 77.4 × 4.2~7.5 | 186.4 x93.9 x6.8 |
| 重量 g | 170 | 155 | 170 | 233 |
| バッテリー mAh | 3000 急速充電 (QC2.0) | 3000 | 3000 急速充電 (QC3.0) | 4600 急速充電 (QC3.0) |
| その他 | 指紋認証 | 指紋認証 | 指紋認証 | |
| 備考 | Dual SIM | Dual SIM | Dual SIM | |
| 値段 | 2GB/32GBモデル 32184円(税込) 4GB/64GBモデル 42984円(税込) | 3GB/32GBモデル 約28000円 (249ドル) | 6GB/64GBモデル 約56000円 (499ドル) | 4GB/64GBモデル 約53000円 (476ドル) |
※ antutuベンチは、同じCPUを搭載している端末のデータを適当に抜粋したものですので、大体の目安としてください。RAMや解像度、antutuアプリのバージョンにより大きく違います。
ZenFone 3 と ZenFone 2シリーズの違い
ZenFone 3シリーズ共通のZenFone 2から進化した点や変更された点を挙げると
・外装がメタルボディや2.5Dガラス採用により、垢抜けたデザインとなった。
・最近では、付いていて当然のようになってきた「指紋認証センサー」を搭載した。
・CPUが、IntelからSnapdragonになったことにより、アプリの不具合の可能性が少なくなる。
・ZenFone 2ではあまり評判の良くなかったカメラですが、画素数がアップ、0.03秒の高速オートフォーカス、光学手振れ補正(OIS)搭載するなど、スペック上の性能は大幅に良くなった。
・端末は薄くなったが、リアカメラ部分が、少し出っぱっている。
・上下の方向が無く、抜き差ししやすいUSB Type-Cを採用
ZenFone 3 （ZE552KL)ゼンフォン スリー
海外での価格は、約28000円(249ドル)で性能を考えると、コストパフォーマンスが高く、ZenFone 2よりもヒットしそうな感じです。
日本でも3万円前後でSIMフリー版が出るのなら、かなり売れそうですね。しかし、ZenFone 2から買換えを考えた場合は、CPUの性能は同じくらいでアプリの処理速度は、変わらないと思われるので微妙ですね。指紋認証が必要なら買換えも有りでしょうか。
ZenFone 3 （ZE552KL) は、5.5インチフルHD(1920×1080)ディスプレイで2.5Dガラスを採用、CPUは Snapdragon 625 MSM8953 2.0GHz オクタコア、RAM容量は3GB/4GB、ストレージ容量は32GB/64GB、メインカメラは1600万画素カメラ搭載のミドルレンジのアンドロイドスマートフォンとなっています。
ZenFone 3 Deluxe (ZS570KL) ゼンフォン スリー デラックス
SD820にRAM6GBと、現在のスマートフォンの中では最強のスペックでありながら、海外での価格は、約56000円(499ドル)と他社と比べて安く、コチラも世界中で売れそうです。
公式サイトのスペックには、「Dual SIM」「Dual Standby」「Dual Active」と記載されており、4G・3G ＋ 3Gの同時待ち受けが出来そうです。
日本国内では、GSMは運用されていないので、今までのデュアルSIMスロットは同時待ち受けは出来ません。4G・3G ＋ 3Gの同時待ち受け可能な仕様なら、日本でもNTTドコモと格安SIMの同時使用ができますが、現時点では、出来る可能性は薄そうです。
Asus ZenFone 3 Deluxe (ZS570KL) は、5.7インチFHD(1920×1080)ディスプレイで Gorilla Glass 4を採用、CPUは Snapdragon 820 MSM8996 2.15GHz クアッドコア、RAM容量は6GB、ストレージ容量は64GB/128GB/256GB、メインカメラは2100万画素カメラ搭載のハイスペックなアンドロイドスマートフォンとなっています。
ZenFone 3 Ultra (ZU680KL) ゼンフォン スリー ウルトラ
名前にUltraと付いている通り、6.44インチディスプレイのXperia Z Ultraを意識したサイズのファブレットで、Xperia Z Ultraの後継機待ちの人には、有力な買換え候補となりそうです。
同サイズで似た性能のファブレットHuawei P8 maxがライバルとなりますが、この大きさクラスでは搭載されていることが少ない指紋認証センサーが大きなアドバンテージとなりそうです。
ZenFone3 Ultra (ZU680KL)は、6.8型フルHD(1920×1080)ディスプレイで Gorilla Glass 4を採用、CPUは Snapdragon 652 MSM8976 1.8GHz オクタコア、RAM容量は3GB/4GB、ストレージ容量は32GB/64GB/128GB、メインカメラは2100万画素カメラ搭載の高性能なアンドロイドファブレットとなっています。
公式サイト
http://www.asus.com/tw/
