デザインオフィス「nendo」と「OPPO」、スライドして折り畳むコンセプトモデルを発表
日本のデザインオフィス「nendo」と中国のメーカーOPPO(オッポ)は、クレジットカードサイズのコンセプトモデル「滑らせて使う小型スマートフォン slide-phone」を発表しました。
滑るようにスライドして3つのヒンジで折り畳みすることでクレカサイズになるコンセプトモデルで「部分的に開く」「折れ曲がったまま使う」ことも考えられたデザインとなっている。
nendo 公式youtube slide-phone
近年、モニターに有機ELパネルを使用した「折り畳める」スマートフォンが数多く登場する中、その多くは畳まれた状態では通常のスマホの大きさで、開くとその2倍、もしくは3倍の大きさの画面になるのが主流となっている。この「折り畳める」技術を大画面化に利用するのではなく、畳むことで携帯性を高め、そのコンパクトさを生かした新しい操作感のスマートフォンをデザイン。
畳まれた状態では、クレジットカードと同様の54mm×86mmというサイズになるほか、同じ方向に畳める山折りのヒンジが「3つ」あるのが特徴。これにより、まるでシャクトリムシのように複数の関節を使って、横に「滑る」ような動作を伴った変形を実現する。
nendo公式より引用
非接触充電スタンドは本体ヒンジのピッチに合わせたデザインによって、充電中に一体化した見え方となるように配慮した。
コンセプトモデルなので販売はされませんが、小型化できる折り畳みスマホの1つの理想形なので商品化して欲しいものです。
公式サイト
http://www.nendo.jp/jp/works/slide-phone/?release
https://www.oppo.com/en/newsroom/press/oppo-showcases-conceptual-design-with-nendo/
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