50以上の国と地域で使える海外eSIMサービス「Lesimo(ルシモ)」を利用
2023年4月5日よりトライアル提供を開始した海外旅行・海外出張で便利なeSIMサービス「Lesimo(ルシモ)」をiPhoneで使ってみたので簡単にレビューします。
Lesimo(ルシモ)とは
・プリペイド式の海外通信サービス、「eSIM」で提供
・50ヵ国以上に対応
・初期費用はなしだが他サービスと比べて料金は高めの設定、ベトナム 2GB/日×3日 … 1,780円~、シンガポール1GB/日×3日 … 1,980円~など
・初回のみすべてのプランが0円(トライアル期間 2023年4月5日から5月31日まで)
・データ通信のみ、音声通話は非対応
・web上で申し込み
・SIMフリーでeSIM搭載のiPhone、Androidスマホに対応
・eSIMはスマホに内蔵された一体型のSIM、現地SIMを購入してSIMトレーを開けてSIMを入れ替える必要はない
・現地の通信事業者からSIM調達を行い通信サービスを提供する「MVNO方式」
・NTT西日本グループのNTTメディアサプライが提供
Lesimo(ルシモ)の設定、利用方法
今回はeSIMに対応しているiPhone 13 miniで利用します。現時点ではアプリはなくWEBページから手続き、最初にメールアドレスでアカウント作成します。
設定やプラン購入には通信環境が必要なので海外に行く前に日本で事前に設定しておくのがよいでしょう。
ログインして利用するプラン(今回はタイ 1GB 3日間)を選択します。料金は同じような海外eSIMサービスのUbigiやAiraloより高めですが、トライアル期間の2023年4月5日から5月31日までは初回のみ無料です。
今回は直ぐに利用開始したいので当日の日付を入力しクレジットカードを登録します。今回はクーポンが自動的の適用され無料です。
説明では利用開始3日前にメールが届くと記載されていますが今回のように当日即利用の場合、プラン購入から5分後にメールが届きました。
契約内容をクリックしてコード2種類「SM-DP+アドレス」「アクティベーションコード」を表示、これをiPhoneのeSIM設定にペーストします。QRコードを利用してアクティベーションする場合は他端末に表示させるか紙に印刷して読み込む必要があります。
iPhoneの「設定」を開き→「モバイル通信」→「eSIMを追加」→「QRコードを使用」→「詳細情報を手動で入力」をクリック、「SM-DP+アドレス」「アクティベーションコード」をそれぞれ入力(コピー&ペースト)します。
他端末でQRコードを表示させる場合は「QRコードを使用」で撮影すればすぐに設定できます。
eSIMを有効にしデータローミングをオンにすると通信できるようになりました。タイでは台湾の通信会社を介してサービスを提供しているようで中華電信と表示、回線はタイDTACです。
タイ DTACの4G回線に接続し速度は50~149Mbpsで応答は少しラグがあるものの通常使用には問題なしで快適に利用できました。テザリングもOKです。
他のサービスと比べて現時点では割高
使い勝手は問題ないですが同じ海外eSIMサービスのAiraloや同じNTT系のUbigiと比べて現時点では料金は割高です。トライアル期間の2023年4月5日から5月31日までは初回のみ無料で利用できます。
公式サイト
https://www.lesimo-ms.com/
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