タイのモバイル回線サービス「LINE Mobile (Beta)」レビュー

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タイのLINE Mobile(Beta版)使用レビュー

 

タイでテスト運用が開始した通信サービス、「LINE Mobile(Beta版)」を申し込み利用したのでレビューします。

 

※追記 : FINN MOBILEに名称変更

 

「タイのLINE Mobile(ベータ版)」は、LINEのタイ法人が提供するタイのキャリアdtac TriNet(DTN)の3G/4G LTE回線を利用したサービスです。日本の格安SIM「LINE モバイル」とは名前は同じですが、サービスの互換性はありません。

 

タイのLINE Mobileのサービス概要

タイのキャリアAIS・DTAC・Trueとの違い、店舗での申し込みは出来ず、ネットでの申し込みとなります。日本の「LINE モバイル」と同じようにLINEでの通話やチャットなどがカウントフリー(無料 通信量に含まれない)なのが「売り」ですが、タイではLINEやフェイスブック、インスタグラムなどのカウントフリーサービスは日本よりも先行して普及しているので目新しさはありません。

 

料金は月額299~1099バーツで、キャリアのポストペイ料金と比べて特別安いわけではありませんが、2017年中は料金が75%オフとなります。回線の高速/低速の切り替え機能は、たぶんタイでは初めてです。

 

・LINEでの通話やチャットなどはカウントフリー(無料)
・LINE Mobileの専用アプリにより、パッケージプラン選択やネット回線の高速/低速の切り替えが可能。
・高速通信を使い切った後のネット速度は256kbps
・SMS無料
・国際通話も可能。
・パッケージプランは高速通信1.5GB~40GBに無料音声通話100分~600分が付属、価格は月額299~1099バーツ(年内は75%オフ)の予定

 

タイのLINE Mobileを申し込んでみる

日本の格安SIMを契約するときと同じように、ネット上で申し込みます。スマホでもパソコンからでも申し込み可能で英語にも対応しています。下記のリンクから氏名とEメールアドレス、現在使っている電話番号を記入すると申し込み用のリンクアドレスを書いたEメールが届きます。

申し込みアドレス https://th.linemobile.com/th/invitation_requests/new

 

申し込んだ次の日に、メールが届いたのでネット上で本申し込みを行います。

 

最初に6種類あるプランの中から選びます。今回はプランMを選びました。

XS 通信量 1.5GB , 通話時間 100分 299バーツ(69バーツ)
S 通信量 5GB , 通話時間 150分 399バーツ(99バーツ)
M 通信量 10GB , 通話時間 200分 499バーツ(119バーツ)
L 通信量 20GB , 通話時間 300分 699バーツ(169バーツ)
XL 通信量 30GB , 通話時間 400分 899バーツ(219バーツ)
XXL 通信量 40GB , 通話時間 600分 1099バーツ(269バーツ)

 

次に電話番号を選びます。ベータ版だからなのかわかりませんが、電話番号は06番の10種類ぐらいからしか選べませんでした。

 

嫌いな数字を指定する機能もありますが選べる番号が少ないので意味がありません。適当に選びます。09番や08番は選べません。

 

名前、住所を記入していきます。

 

次に身分証明書を写真に撮ってアップロードします。身分証明書を手にしている自分自身の写真と身分証明書自体の2種類をアップします。今回はタイ人の知人が申し込んだのでタイ人のIDカードをアップしましたがパスポートでも可能です。

 

チャットで日本人のパスポートで大丈夫か問い合わせたところOKとの事です。チャットは問い合わせて、すぐに返事が返ってきます。

 

次に支払い方法を選択、クレジットカードやデビットカード、タイのLINE PAYでの支払いが可能です。そしてSIMカードの送付先を選択し、最終的な契約内容をチェックします。月額料金には別途税金がかかります。

 

これで申し込み終了。SIMカードが届くのを待ちます。

 

ネットでの申し込み終了した次の日にSIMカードが届きました。送付先はバンコク都内です。

 

SIMは3種類の大きさに対応したタイプです。

 

SIMを入れるとすぐにショートメールが届きました。APNの設定をしなくてもインターネット通信可能となりました。

 

スピードテストを行いましたが、速度はイマイチです。他の方がネットに上げているスピードテストの結果も同じくらいの速度な感じです。回線はDTAC回線です。

 

今回は試しませんでしたが、専用のアプリをインストールすれば低速/高速の切り替えや履歴の確認などが出来るようになります。

 

現在はベータサービス中で料金が安く利用価値がありますが、来年以降の料金が高ければキャリアから乗り換える意味はなさそうです。

 

※ サービス発表当初はMVNO(仮想移動体通信事業者)サービスであると告知してしていましたが、dtac TriNet(DTN)が提供するサービス(サブブランド)となるようです。以下のリンク参照。

https://www.it24hrs.com/2017/line-mobile-thailand-nbtc/
http://www.bangkokpost.com/
http://www.yozzo.com/news-and-information/mvno-mobile-operator-s/10-reasons-why-the-line-mobile-service-is-a-mvno-setup

 

公式サイト
https://th.linemobile.com/th/

 

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