Nokia 7 plus レビュー

6インチのファブレット「Nokia 7 plus」を購入したので簡単にレビューします。Nokia 7 Plusは、フィンランドのHMD Globalが2018年3月に発売したNokiaブランドの端末で、今回レビューするのはタイで発売されたデュアルSIMモデルで型番は「TA-1046」です。

10年ほど前に使っていたスマートフォン「Nokia N82」から、久しぶりにメインに使用する為にノキア機を購入しました。「Nokia機でテザリング」+「ipod touchでネット」+「海外通話用Nokia 3310」の組み合わせが便利で、iPhoneにメイン機を変更するまで長い間ノキアの端末を使っていました。この10年ほどの間にSymbian OSからWindows Phoneになったり、NokiaブランドがHMDグローバルになったりと色々とありましたが、今回購入したのは「Android One」スマートフォンです。

レビュー機のNokia 7 Plusは、デュアルSIMでRAM4GBのモデルでタイの家電量販店で約4.7万円(13900バーツ )で購入しました。発売日に購入しようと何店舗か回ったのですが商品自体の入荷が少ないのか人気があるからなのかわからないですが売り切れで、次の日の入荷分を予約して購入しました。タイでスマホを購入するとオマケが山ほど付いてくることが多く今回は画面のフィルム、TPUスマホケース、Bluetoothスピーカー、自撮り棒、ミニ三脚をもらいました。また空港で免税手続きすると2000円ほど税金が還ってきます。

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Nokia 7 plusのスペック概要

Nokia 7 Plusは、以前のスマートフォンと比べて縦長のアスペクト比18:9の6インチディスプレイ、Socはミッドレンジながら一世代前のフラッグシップに迫る性能のSnapdragon 660、リアカメラは光学2倍ズームでZEISSレンズの1200万画素+1300万画素デュアルカメラを搭載しています。
OSは「素の状態」に近くインストールされているアプリもGoogle関連アプリだけで余計なものが入っていないシンプルな「Android One」になります。また毎月のセキュリティ アップデートと、 最新のOSアップグレードが提供されます。

CPU : Snapdragon 660 SDM660 2.2GHz オクタコア
GPU : Adreno 512
ディスプレイ : 6インチ FHD+ 2160×1080 , 18:9 , IPS LCD , Gorilla Glass3
RAM容量 : 4GB LPDDR4 (6GB 中国モデル)
ストレージ : 64GB(microSD対応upto256GB)
メインカメラ : 1200万画素+1300万画素デュアルカメラ , f/1.75 f/2.6 , 2 x optical zoom
前面カメラ : 1600万画素カメラ ZEISS optics
OS : Android 8.0 Oreo with Android One (2018年4月に8.1へアップデート , 2018年10月に9へアップデート)
サイズ : 158.38 x 75.64 x 7.99 mm
重量 : -g(実測で185gぐらい)
バッテリー : 3800mAh
WiFi : 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth : v5.0
カラー : Black / Copper, White / Copper
その他 : 指紋認証センサー、USB Type-C
ネットワーク : LTE Cat6 2CA対応 300Mbps DL / 50Mbps UL
(タイ版BAND)
GSM : 850/900/1800/1900
3G WCDMA : Band1/2/5/8
LTE : Band1/2/5/7/8/20/28/38/40/41

追記 : Nokia 7 plusをAndroid 9 pieにアップデート

2018年10月20日にAndroid 9 pieへの正式アップデートしました。ファイルサイズは1.47GBでアップデートに1時間ほど掛かりました。アップデート前は日本語ロケールに変更して使用していたのですが、アップデート後も日本語ロケールはそのまま維持されています。

Nokia 7 plus レビュー


外箱は、昔のNOKIA機の起動時のアニメーションでお馴染みの手を繋いでいる写真が印刷されています。箱自体はシンプルで小さいです。

Nokia 7 plusの付属品


付属品は、USBのACアタプター、USB Type-Cのケーブル、説明書、イヤホン、イヤーピースの予備、SIMピンです。


付属イヤホンはカナル型イヤホンで線は少し細く市販品なら1000円ぐらいで売っていそうな感じです。通話用マイクも付いているので通話も可能です。


USBのACアタプターはプラグを折りたたむことが出来ないタイプです。出力は5V/3A、9V/2A、12V/1.5A。USBケーブルはかなり太いです。

Nokia 7 plusの外観・デザイン


6インチのディスプレイは、比率18:9と縦長のタイプで以前(16:9)の5.5インチサイズと同じ横幅となっています。ベゼルも細くて持ち易くなっています。画面上部には右からNOKIAのロゴ、セルフィーカメラ、通話用スピーカー、センサーが並んでいます。通知用のLEDランプは無いです。ノッチ(切り欠き)なしで無難なデザインですが、画面とベゼルのバランスやガラスとの縁のCopper(銅)色がアクセントとなっており上品な見た目でワンクラス上の質感です。

ホームボタンや戻るボタンはオンスクリーンキーとなっており、画面に表示されます。


ガラスは強化ガラスのGorilla Glass3です。端は曲面になっており持ち易くなっています。


裏面はデュアルカメラ、LEDフラッシュ、指紋認証センサー、NOKIAとandroidoneのロゴ、カメラ上にはマイクが付いています。材質はメタルで重厚感があり質感も良いですが実際に持った時も重さ(実測で185gぐらい)を感じます。また汗ばんだ手で持つと指紋跡が付きます。

指紋認証センサーはスピードも精度も良く、認証失敗することが多いXperia XZ1とは雲泥の差です。指紋認証センサーにタッチするだけ


カメラ部分は1ミリほど出っ張っています。LEDフラッシュは2色のタイプでスマホとしては大きく、ライトとして利用したときは眩しすぎるぐらいの光量です。


ピンボケしていますが、上部にはイヤホンジャック。


本体下部、左からマイク、USB Type-C端子、スピーカーが並びます。


本体右側面はボリュームボタンと電源ボタン。


本体左側面はSIMカードスロット。


SIMカードスロットはSIMピンで開けるタイプです。デュアルSIM仕様でSIMトレイにはNanoSIMが2枚入りますがスロット2はMicroSDとの排他仕様で、NanoSIM2枚とMicroSDの同時使用は不可。

大きさの比較


大きさ比較、左から画面サイズが5.2インチのXperia XZ1、6インチ縦長の本機、6.4インチXiaomi Mi Maxです。


アスペクト比16:9(FHD)と18:9(FHD+)の表示比較、表示される情報量はかなり違います。


厚さ7.99mmで特別に薄いわけではないですが3800mAhの大きめのバッテリーを積んでいることを考えれば頑張っている感じです。比較しているのはXPeria XZ1(7.9mm)です。

日本語ロケールは入っていない

起動させて驚いたのが日本語ロケールが入っていなかった事です。Nokiaのスマートフォンは日本語ロケールは入っていないのが普通なのですが、Nokia 7 Plusは「Android One」スマートフォンなので日本語ロケール入っていると勝手に思い込んでいたのですが違っていました。

英語のままで使っても設定項目が英語なだけで、キーボードに日本語を追加すれば日本語が打てますし、そんなに困らないのですがアプリやWebサイトを閲覧したときの文字が中華フォントになる場合があって気持ち悪いので、少し面倒ですが日本語化しました。一部英語表記が残りますがカメラ以外はほぼ日本語になります。

日本語化するには、Nokia 7 Plusにアプリ「MoreLocale2」をインストールしUSBデバッグをONにして、パソコンに繋い「ADBコマンド」を実行しなければなりません。

私はこの辺の事はサッパリわからないので詳細は記載しませんが、「Nokia日本語化」や「xiaomi 日本語化」などで検索すると日本語化の手順を丁寧に説明したサイトが多くでてきます。

わかっている人なら10分も掛からない作業ですがリスクもありますので日本語化は自己責任でお願いします。Nokia 7 PlusのUSBデバッグをONにする方法だけ、下記に簡単に説明します。昔はMoreLocale2を実行すればよいだけだったに面倒ですね。


Nokia 7 PlusでUSBデバッグをONにするには「Setting(歯車のアイコン) → System → About phone → Build numberを連打」でDeveloper options(開発者オプション)を表示させます。


Developer options(開発者オプション)をタップしてUSB debugging(USBデバッグ)の項目をオンにします。

OSはAndroid One、アプリは最小限


Android Oneスマホなのでアプリは最小限です。最初に表示されるアプリもこれだけ。


アプリ一覧。Google関連以外ではいっているのは「support(Nokia mobile care)」のみです。


ストレージは64GBでアプリをインストールしていないデフォルト状態では15.48GB(24%)を使用となっています。


日本語ロケールは入っていません。(画像は日本語化後)


入力キーボードはGboardのみですが、最近Gboardは日本語も対応するようになったので日本語入力はできます。


呼び出し音にはNokiaチューンも入っています。スマホ起動時もお馴染みの音がなりますがアニメーションは有りません。


アンドロイドのバージョンは8.0.0、セキュリティパッチは2月からアップデートなし。

追記 : 2018年4月22日に8.1へのアップデートが降ってきました。カメラ(proモード)の操作方法が変更されています。


DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)対応で2枚のSIM(電話番号)で待ち受け可能となっています。SIMスロット1に現地タイのキャリアTRUEで電話とデータ通信、SIMスロット2にNTTドコモのSIMを入れて日本からの電話を待ち受けにするといったことも可能です。
4G+3G仕様なので日本でも同時待ち受け可能ですが、対応バンドや技適の問題があります。


VoLTEの機能はありますが、日本でもタイでもキャリア側が対応していないので利用は出来ません。


タイAISでのスピードでテストしてみました。キャリアグレーション対応なのでアンテナピクトの部分は4G+と表示されています。


背面の指紋認証センサーは5本の指紋が登録可能で反応も良いです。指紋センサーをスワイプして通知を表示する設定も可能です。顔認証は少し暗かったりと条件がわるくなると認識してくれないことが多いです。

バッテリーの持ちは良い

3800mAhと他のスマホよりも容量が多いこともあってバッテリーの持ちは良いです。まだ数日しか使っていないので使用状況については、後日に追記します。


急速充電(Quick Charge 3.0)に対応しています。付属のUSBのACアタプター、USB Type-Cのケーブルで計測してみました。

Nokia 7 plusのAnTuTuベンチマーク、Geekbench 4

CPUはSnapdragon 660でRAM4GBです。AnTuTuベンチマークの結果は139918、Geekbench 4のスコアはMulti-Coreが5777、Single-Coreが1629という結果でミッドレンジながら一世代前のフラッグシップ機に近い性能です。実際に使った感じもパワー不足を感じる場面はなくXPERIA XZ1(SD835)と比べても遜色ない感じです。

※ AnTuTuベンチマークのバージョンは7.07で以前のバージョン6と比べて高いスコアがでます。XPERIA XZ1(SD835)の場合、167262→190935。

デュアルレンズは2倍ズーム


上の画像はリアカメラでオートで撮影し800×600に縮小したものです。

スマートフォンのデュアルカメラには、カラーとモノクロのセンサーを組み合わせるタイプ、背景をボケさせるタイプなどがありますが、Nokia 7 plusのリアのデュアルカメラは画角が広角のレンズと望遠のレンズを組み合わせたタイプで2倍ズーム(正確には2つの焦点を切り替え)するタイプです。カメラにはZEISSのロゴが記されています。

ZEISSのロゴが記されているレンズは、上のレンズが広角で1200万画素で明るさはF/1.75、下のレンズが1300万画素で明るさはF/2.6です。


リアカメラの撮影項目はシンプルで、オートで写真が撮れる「Photo」、パノラマ写真が撮影できる「Panorama」、肌が綺麗にとれる「Beautify」、ISOやホワイトバランスなど一眼カメラのように設定して撮影できる「Pro」、背景をボカした撮影ができるLive Bokehの5種類です。


フロントカメラは1600万画素カメラでF2.0、項目は「Photo」「Beautify」「Pro」の3つで、「Beautify」はOPPOやvivoのような派手さはなく効果は薄めでした。


動画撮影ではtime lapseやスローモーション撮影が可能


シャッター音を消す事ができます。また、Watermarkをオンにすることで写真に透かしを入れることも可能で任意の文字を記入することも可能。

カメラの設定に関しては日本語化しても英語が残ったままです。


写真の解像度。


ビデオの解像度。


Nokia機の独自機能として背面と前面カメラを同時に撮影できるDual機能があります。動画も撮影可能です。


パノラマが苦手そうなシーンで撮影してしまいましたが、パノラマ機能を使うとこんな感じです。


広角側のカメラで撮影


望遠側のカメラで撮影。およそ2倍のズーム(焦点切り替え)でワンタッチ切り替え可能です。


ボケモードを使って撮影。


追記 : 2018年4月にAndroid 8.1へアップデートしました。カメラ(proモード)の操作方法が変更されています。

Nokia 7 plusでゲーム


PUBG Mobileや荒野行動など重めのゲームもスムーズにプレイできますが、連続してプレイするとかなり熱くなります。


位置ゲームのイングレスやポケモンGOで遊んでみましたがGPSの位置補正も速く正確で問題ありません。バッテリーの持ちも良い方です。

Nokia 7 plus レビューまとめ

また数日しか使っていないですが、何か突出して良い点があるというわけではないですが、すべての面でレベルが高く買ってよかったと思える端末です。久々のNokiaですが非常に満足でメイン機として使う予定です。

良い点
・性能、カメラ、デザインなど、すべてに於いて高いレベルでバランスが良い。
・バッテリーの持ちが良い。
・本体の質感は高く、上品なデザイン。
・「Android One」なので最新のOSアップグレードが提供される
・スペックとNokiaブランドを考えると安い価格(約5万円)
・ディスプレイが縦長(18:9)なので情報量が多く便利。私の場合はもう従来の16:9のスマホには戻れない

悪い点
・日本語ロケールが入っていない
・通知ランプがない
・技適なし、対応周波数(BAND)バンドの点から日本で利用するには難がある
・顔認証機能があるが暗い所では認識してくれないことがある。

Nokia 7 plusは海外通販サイトで購入可能

Nokia 7 plusは日本では販売されていません。海外の日本語対応の通販サイトexpansys(エクスパンシス)で購入可能です。

エクスパンシス Nokia 7 plus / The New Nokia 6 (2018)
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