Xiaomi(シャオミ 小米科技)のRedmi Note 8 (M1908C3JG) RAM4GB/64GBモデルを入手したので簡単にレビューします。私自身が使用するのではなく、友人が海外での業務で使用するスマホが必要ということで、ミッドレンジ性能ながら価格はエントリークラス並みの安さの本機を推薦して代理で購入しました。
目次
Redmi Note 8 のスペック概要
Redmi Note 8 は、高画素なクアッドカメラやコスパ高さが特長のモデルです。
6.3インチFHD+(2340×1080)ディスプレイで、CPUはミッドレンジクラスのSnapdragon 665、RAM4GB/6GB、ストレージ容量は64GB/128GB、リアカメラは4800万画素+800万画素+200万画素+200万画素クアッドカメラを搭載しています。
接続端子はUSB Type-Cでイヤホン端子もあります。海外でのみ販売されているモデルで技適は無し、日本国内での使用は基本NGです。
Redmi Note 8 のレビュー
レビューするモデルはタイモデルでグローバル仕様です。Xiaomi正規店でRAM4GB/64GB購入し、価格はモデル末期で値下げ4999バーツ(約1.8万円)でした。性能を考えると激安と言える値段です。
Redmi Note 8 の外観
ディスプレイは6.3インチでアスペクト比19.5:9の縦長、上部にはセルフィーカメラ用のノッチがあります。画面はフルHD+で視覚性も良好、画面は10点タッチです。横幅は75.3ミリで190gと少し重いです。
画面上部には小さいですが充電しているときなどに点灯する通知LEDがあります。
カラーはNeptune Blue、Moonlight White、Space Blackの3色で、選んだのはMoonlight Whiteです。背面はガラスで少し控えめグラデーションが美しいです。指紋認証センサーの位置もタッチしやすい位置です。
クアッド(4眼)カメラ部分はかなり出っ張っており、机の上に置いて操作するとき邪魔になります。
下部はUSB Type-C端子とイヤホンジャックがあります。スピーカーはモノラルです。
SIMスロットはSIMピンで開けるタイプでNanoSIMが2枚とmicroSDカードが別々に入るトリプルスロット仕様です。
Redmi Note 8 の付属品
付属品は、USBのACアタプター(プラグ形状は日本では使えないタイプ)、USB Type-Cのケーブル、SIMピン、透明ケース、説明書です。保護フィルムはありません。
中国メーカーのスマホではおなじみのTPUの透明ケースが付属します。
TPUの透明ケースはUSB Type-C部分に蓋が付いているので頻繁に充電する場合は邪魔です。
USBのACアタプターは10W(5V/2V)です。本体は18Wに対応しています。(Redmi Note 8のマクロモードで撮影)
OSはAndroid 9 Pie (MIUI Global 11)
OSはひとつ前の世代のAndroid 9 Pieで、UIはシャオミのMIUI Global 11です。日本語も最初から入っています。
ストレージは64GBで何もアプリをインストールしていないデフォルト状態での空き容量は48GBぐらいです。microSDカードも使えるので必要充分な容量です。
最初にインストールされているアプリはGoogle関係一式、セキュリティやギャラリーなどシャオミのオリジナルアプリです。他社Androidスマホのようなドロワーはありません。
日本のメーカーよりプレインストールされているアプリは少ないです。
通知欄はこんな感じで順番の並び替えなどカスタマイズ可能です。DNDはサイレントモードなどの管理項目です。
Android 10やiPhoneのようにジェスチャー操作にも切り替え可能です。ナビゲーションバーもミラーボタンをOFFにすることで戻るキーを左側にすることが出来ます。設定→追加設定→全画面表示です。
画面上部のノッチが気になる方はのノッチを隠すこともできます。
FacebookやwechatなどSNSアプリで2つのIDが使えるデュアルアプリ機能もあります。
ゲームターボは、ゲーム自体の動作改善やゲームをしている時の着信許可などの設定を行うことができます。
指紋の登録は5本まで、顔認証にも対応しています。どちらもロック解除は速く快適です。
デュアルSIMでVoLTEにも対応、2つの電話番号を同時につかうことが出来ます。
Redmi Note 8のカメラ
リアのクアッドカメラ(4眼カメラ)です。4800万画素(メイン Sony IMX586 F1.75)+800万画素(超広角 F2.2)+200万画素(深度 F2.4)+200万画素(マクロ F2.4)クアッドカメラの構成です。
リアカメラは通常時は1200万画素(4000×3000 4-in-1 Super Pixel)で撮影するように設定されており、48Mモードに切り替えると4800万画素(8000×6000)になります。
動画はリアカメラが4k/30fps、1080p/60fpsなど、セルフィーカメラは1080p/30fpsなどで撮影できます。
撮影モードはスローモーション、ショートビデオ、ビデオ、写真(1200万画素)、48MP(4800万画素)、ポートレート、夜景、プロがあります。
1200万画素で撮影、オートで撮影して画像を1200幅に縮小しています。カメラは起動も速く合焦速度も問題ないレベル。
食べ物はこんな感じ、マクロモードならもっと寄ることもできます。
広角レンズ0.6倍で撮影。値段が安いスマホは夜の照明が入るようなシーンでの撮影はダメなことが多いですが、本機は優秀です。
標準画角1倍 48MP(4800万画素)で撮影、48MPでももたつくことは無いです。
Redmi Note 8のAnTuTuベンチマーク、Geekbench 5
CPUはミッドレンジクラスのSnapdragon 665、RAMは4GBです。AnTuTuベンチマーク(v.8.2.4)の結果は175090、Geekbench 5のスコアはMulti-Coreが1380、Single-Coreが312という結果です。
ネット閲覧や動画視聴、ゲームをするには充分な性能でもたつくことはありません。かなり重たいゲームをしない限り性能不足を感じることは無いと思います。
充電及びバッテリー
付属の充電器5V/2V(画像左)とPD対応の充電器(画像右)の充電速度結果、PD対応充電器で充電すると高速充電中と表示されます。※アプリAmpereなので正確な測定は出来できないので参考程度に。
バッテリーは4000mAh、2,3日使った感じではバッテリー持ちが悪い感じはしません。
Redmi Note 8 でゲーム
PUBGは低解像度ならば遅延なども気にすることなく紙芝居風になることもなくプレイ出来ました。グラフィック設定はクオリティ標準、フレームは中までしか設定できません。
Redmi Note 8 のレビューまとめ
もうすぐ次世代モデルが出そうということもあって、元から安い価格がさら値下げで安くなり、コスパ高いモデルとなっています。高画素なクアッドカメラもスペックを盛るためではなく、超広角レンズは便利で画質も良い感じです。
日本では販売されているモデルではないので海外現地や海外通販サイトで購入しなければなりませんが、海外旅行や海外出張が多い方には海外用としてオススメできるもモデルです。
良い点
・メインスマホとしても使える性能
・性能を考えると非常に安い価格で購入できる(2万円以下)
・リアのクラッドカメラは超広角レンズが何かと捗る
・カメラは起動も速く、画質も満足できる。
・指紋認証センサーと顔認証は反応速度や精度がよくストレスを感じない
・接続端子はUSB Type-C、イヤホンジャックもある。
悪い点
・少し重い(190g)
・海外現地か海外通販サイトでしか購入できない、また技適が無い。
・OSは前世代のAndroid 9 Pie、ドロワーが無い。
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