海外旅行用プリペイドSIM「True TRAVEL SIM ASIA」
日本のAmazonでも購入可能な海外旅行用プリペイドSIM「True TRAVEL SIM ASIA」を購入し中国で利用してみたのでレビューします。アジア各国を旅行するのに便利です。
海外旅行用プリペイドSIM「TRAVEL SIM ASIA」の概要
TRAVEL SIM ASIAは、タイのキャリア「True Move H」が販売している海外旅行用のプリペイドSIMで、タイのスワンナプーム空港やバンコクのTrueショップで購入することが出来ます。
4GLTEによる高速通信が可能な海外ローミングSIMで「中国・日本・香港・台湾・韓国・インドネシア・シンガポール・カンボジア・マカオ・マレーシア・ミャンマー・フィリピン・カタール」のアジア13カ国で利用できます。通信容量は4GBで利用期間は8日間となっています。4GB分を超過後は、低速の128bpsに速度制限されます。タイでは利用できません。
※2018年1月29日 追記 : 399バーツ「True TRAVEL SIM ASIA」は日本も対象でしたが、昨年末より日本はローミング対象外となったようです。
また、世界41カ国で利用可能なTRAVEL SIM WORLDも販売されています。
http://truemoveh.truecorp.co.th/international_service/travelling_abroad
True TRAVEL SIM ASIAの使用レビュー
今回はタイバンコクから中国に旅行するので、中国で利用可能なTrueのTRAVEL SIM ASIAを購入することにしました。SIMはスワンナプーム空港やタイ国内の主要なTrueショップで利用可能です。購入にはパスポートの提示が必要です。
中国で利用することを告げると中国でのローミング先であるチャイナモバイル(中国移動)は、タイとは電波の周波数が異なるのでパンフレットに記載されている機種以外が繋がる保証がないと念押しされました。
今回は中国Xiaomiのスマホを使うので問題ありません。日本で販売されている端末は対応していない場合が多いでの注意が必要です。価格は399バーツ(約1400円)です。
パンフレットに記載されている中国で利用可能な機種は、iPhone5S、iPad mini(セルラー版)、iPad Air(セルラー版)以降の機種、タイで販売されているGalaxy S4、Galaxy Note 4、Huawei P7、Mate7以降の機種です。
開通作業(アクティベーション)やスマホのAPN設定など必要なことは、店員がすべてやってくれます。
SIMカードはnanoSIM、MicroSIM、スタンダートSIMの3種類に対応した3IN1サイズなので、スマホでもWiFiルーターでもSIMを入れることができます。
今回はXiaomi Mi Max 2で利用しました。設定からローミングにチェックを入れるとインターネット通信が可能になりました。表示はチャイナモバイルになっています。
中国の杭州市でのスピードテスト。ping値が少し悪いですがスピードはそこそこ出て問題なく使うことが可能です。LINEやフェイスブックにもアクセスできました。
日本のAmazonで購入可能
海外ローミングSIMは、他のタイキャリア「AIS」「DTAC」でも発売されており内容も価格もほぼ横並びですが利用可能国が違います。いずれのSIMも日本で利用可能なのでタイ在住者が日本に一時帰国する際に使うのも便利そうです。
※2018年1月29日 追記 : 399バーツ「True TRAVEL SIM ASIA」は日本も対象でしたが、昨年末より日本はローミング対象外となったようです。
「True TRAVEL SIM ASIA」と「DTAC SIM GO! Inter」は中国でも利用可能。「DTAC SIM GO! Inter」はタイ国内で6時間データ無制限(速度4Mbps)の利用が出来ます。
また、今回紹介した「True TRAVEL SIM ASIA」と「AIS SIM2Fly」は日本のAmazonで購入可能となっています。値段も現地で購入するのとほぼ同じ価格で利益があるのか心配になるくらいです。
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AIS SIM2Flyのレビューもしています。
SIMフリースマホを持っていない人や仕事で使うので確実にネットを繋ぎたい人、設定に不安がある人は、日本で海外WiFiルーターをレンタルが簡単です。
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