翻訳機KAZUNA eTalk 5の簡単なレビュー
KAZUNA eTalk 5を購入したので簡単にレビューします。本機は2018年12月に発売されたポケトークやイリーのような自動翻訳機ですが、発売当初4万円弱の価格が海外旅行やインバウンド需要が壊滅的なためか3千円以下で投げ売りされているのが、一部の海外旅行好きの間で話題になっています。
翻訳機には興味がないのですがKAZUNA eTalk 5はAndroidベースの端末でSIMカードを入れることが出来てWiFiテザリングも可能なので買ってみました。また2年間(10万秒程度)使えるグローバル通信SIMも同梱されています。
ビックカメラやAmazon、楽天市場などで販売されていますが、Amazonは品切れ状態が多いようです。私は楽天市場で購入しました。
現在、送料込みで2,980円で販売中
KAZUNA eTalk 5 のスペック、仕様
CPU : MediaTek MT6737 1.3GHz クアッドコア (Amazonに記載)
GPU : Mali-T720
ディスプレイ : 3.5インチ FWVGA 854×480 16:9
RAM容量 : 1GB
ストレージ : 8GB
メインカメラ : 800万画素カメラ(撮って翻訳用)
前面カメラ : なし
OS : Androidベース
サイズ : 127.8×59.0×11.0mm
重量 : 123g(実測121g)
バッテリー : 2000mAh(5W)
Wi-Fi : 802.11 a/b/g/n 2.4/5GHz , Wi-Fiテザリング可能(最大6台 2.4GHzのみ)
Bluetooth : v4.0 LE
防水防塵 : なし
接続端子 : USB Type-C
イヤホン端子 : あり
認証方式 : –
カラー : シャンパンゴールド、ブラック
その他 : microSIM、ノイズキャンセルマイク、
ネットワーク : LTE 対応
4G LTE
FDD-LTE B1,B2,B3,B5,B7,B8,B19,B20,B28B
TDD-LTE B38,B39,B40,B41
WCDMA B1,B2,B5,B8
TD-SCDMA B34,B39
GSM 850,900,1800,1900
KAZUNA eTalk 5 簡易レビュー
付属品はUSB充電器(5W)、USB type-Cケーブル、説明書、SIMピン、SIMカードです。
画面が3.5インチのタッチパネル、画面したにはマイクAボタン、戻るボタン、マイクBボタンが並びます。下部にはスピーカーとノイキャン付マイク、上部にはLEDランプがります。前面カメラはありません。小型で持ちやすいです。
裏面には「撮って翻訳」機能を使うためのフラッシュ用マイク。リアパネルはプラスチックで質感は5年前の廉価スマホのような感じです。
下部には充電用のUSB Type-C端子があります。USB Type-CですがPD対応充電器(USB Type-C – USB Type-Cケーブル)やノートパソコン用の充電器では充電できませんでした。
付属のSIMは最近主流のnanoSIMではなく、一回り大きいmicroSIMです。nanoSIMを入れるにはアタプタが必要です。
SIMカードトレイはSIMピンで開けるタイプです。SIMスロットの造りは少し粗雑な感じで変換アタプタをかましてnanoSIMを入れると詰まりそうで、何回も抜き差しするには向いていません。
電源を入れると「しゃべって翻訳」や「Wi-Fiテザリング」などの項目がタイル状に表示されます。
翻訳機能はわかりやすく使いやすいです。オフラインでも使えますが使用言語が少なかったり翻訳精度が下がったりするようです。
付属のSIMの設定はKAZUNA eTalk 5 SIMで最初から入っていました。APNは「mmt.wing」です。場所が田舎なためか電波の掴みは少し悪いです。
テザリングは最大6台まで可能、2.4GHzのみ(受信は5GHzも可)です。
グローバル通信SIMでテザリングしてみた速度です。2年間(10万秒程度)使えるそうですが通信容量は不明です。
NTTドコモ回線のIIjmioのSIMを入れてテザリングしてみました。APNは手動で記載する必要がありますが問題なく使えました。
Wi-Fiルーターがわりに使えるが微妙
一応Wi-Fiルーターがわりとして使えますがバッテリー(2000mAh)の減りもはやくルーターがわりで使うなら微妙、充電も少し癖があります。
翻訳機としては使いやすそうで3000円以下の価格は破格ですが、当分使う場面がなさそうなのが残念です。
現在、送料込みで2,598円で販売中
公式サイト
https://kazuna.co.jp/etalk5/
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