格安SIM「QTモバイル」ソフトバンク回線のレビュー
九州電力グループの通信会社「QTnet」が提供する格安SIM「QTmobile (QTモバイル)」のソフトバンク回線(Sタイプ)を契約したので回線速度などをチェックします。
QTモバイルはドコモ回線(Dタイプ)・au回線(Aタイプ)・ソフトバンク回線(Sタイプ)の3種類の回線を提供する珍しいMVNO業者です。九州電力グループの会社ですが他の地域でも契約可能です。
料金は回線によって異なり、ソフトバンク回線(iPhone,iPad)の「データ+通話コース」が1GB 1,700円(税抜)から「データコース」が1GB 800円からとなっています。今回、契約したのはデータコース3GB(iPhone用SIM)のプランです。
webページで申し込みをしてから3日で届きました。「データコース」なのでクレジットカードがあれば簡単に手続きできます。届いた書類にはSIMカードの台紙とSコースのMNPの手続き方法やAPNなどSIMの設定が書かれた説明書がはいっています。
ソフトバンクのMVNO専用ナノSIMカード。SIMカードはナノSIM(iPhone用)、ナノSIM(iPad用)、マイクロSIM(iPad用)の3種類から選べます。
通信(APN)の設定はiPhoneとiPadの場合、APN構成プロファイルをダウンロード http://support.qtmobile.jp/manual/fs/210211500020.htmlしてインストールすれば簡単に設定できます。
QTモバイルの公式サイトにはiOSのみ利用可能で「Android非対応」と書かれていますが、Androidスマートフォンでも自己責任になりますが利用可能です。現在のところ利用可能ですが突然使えなくなる可能性もあります。
QTモバイル ソフトバンク回線のAPN(非公式)
名前 : qtsb(任意)
APN : qtmobile.jp
ユーザー名 : qtnet@bbiq.jp
Password : bbiq
認証タイプ AuthenticationType : CHAP
混雑時の速度はイマイチ
スピードテスト、上から平日昼12時 夕方18時 夜9時の結果です。昼と夕方は他の格安SIMと同じく遅くなっており実際に使った感じも少し厳しい感じですが、夜9時以降は何とか普通に使えます。深夜は20Mbpsぐらいでます。
QTモバイルのソフトバンク回線は遅いと言うネットの評判はチェックしていたのですが、使う場所が九州以外の田舎なので回線が空いていると期待していたのですが、そうでもなかったです。昼と夕方の混雑時以外は普通に使えるので、ソフトバンクのiPhone又はipadを持っていて昼と夕方時には使わないという人は料金も安いので使ってみるのも有りだと思います。
2018年5月31日まで、通話付3GBプラン(SB回線)の場合月額1800円が1240円で1年間利用できる「スタート割」実施中です
QTモバイル 公式サイト
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