海外WiFiレンタルとは
海外WiFiレンタルとは海外旅行に行った際に、スマホやPCなどでインターネットを利用するためのWiFi機器(ルーター)レンタルサービスのことです。
海外旅行や海外出張の際にインターネットを使えるとスマホやタブレットを日本にいる時と同じように使えてたいへん便利です。LINEもそのまま使えますし目的の場所までGoogleマップを使って移動したり、これから観光するところの情報を調べたり翻訳を使って買い物をしたりすることもできます。
また最近では個人旅行の必須アプリのUberやGrabといったタクシーアプリが使えると非常に便利です。
海外旅行でのインターネット接続の方法は色々とありますが、日本でWiFiに接続する時と同じ方法で使えて契約手続きも日本語で完了、複数のスマホやタブレット、ノートパソコンでも接続できる一番手軽で確実な「海外レンタルWiFiルーター」についての比較してみました。また、その他の外国でインターネットを使う方法についてもまとめてみました。
※難しそうな設定をしたくない、海外の空港に着いてすぐに手軽かつ確実にインターネットに接続したい方は グローバルWiFiの海外レンタルWiFiルーターがオススメです。
目次
海外WiFiレンタルの比較、オススメは?
海外WiFiルーターをレンタルする業者は数十社以上ありますが、口コミでの評価も良くシェアも高い「グローバルWiFi」と「イモトのWiFi」、複数の国を周遊旅行する場合にお得な「jetfi
(ジェットファイ)」の3社で比較表をまとめてみました。
料金については渡航する国やキャンペーンの有無などによりますので、費用をできるだけ節約したい方は3社で見積もりしてみるのが良いでしょう。条件は通信方式は速度が速い「4G LTE」、通信容量は「500MB/日」なら現地で快適に使えると思います。
数多くのルーターをレンタルしてきた実績があり、受け取れる空港が多くLINEなどのチャットサポートも充実しているグローバルWiFiがおすすめです。海外レンタルWiFiルーター グローバルWiFi
グローバルWiFiをレンタルした場合の標準付属品。オプション料金を追加すれば音声翻訳機 ili(イリー)やPOCKETALK(ポケトーク)、iPadも同時にレンタル可能です
海外WiFiレンタルの比較表 2019
グローバルWiFi | イモトのWiFi | jetfi (ジェットファイ) |
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特長 | サポートが良い 海外レンタルWiFi定番 | 複数国でも追加料金なし | |
通信規格 | 4G LTE 3G | 4G LTE 3G | 4G LTE |
データ容量 | 250MB/日 500MB/日 1GB/日 | 500MB/日 1GB/日 | 350MB/日 500MB/日 1GB/日 |
同時接続 | 5台 | 5台 | 5台 |
周遊プラン | アジア周遊 ヨーロッパ周遊 アメリカ特別 世界周遊 | アジア周遊 ヨーロッパ周遊 香港マカオ周遊 世界周遊 | アジア周遊 世界周遊 |
空港受取 | 成田国際空港 羽田空港 中部国際空港 関西国際空港 伊丹空港 旭川空港 新千歳空港 仙台空港 静岡空港 小松空港 新潟空港 福岡空港 宮崎空港 那覇空港 | 成田国際空港 羽田空港 中部国際空港 関西国際空港 新千歳空港 福岡空港 | 成田国際空港 羽田空港 関西国際空港 (空港内コンビニ) 中部国際空港 新千歳空港 秋田空港 広島空港 松山空港 鹿児島空港 那覇空港 |
宅急便受取 | 可能 | 可能 | 可能 |
サポート | 国際電話 メール LINE スカイプ | 国際電話 メール | 国際電話 メール |
グローバルWiFi
株式会社ビジョンが運営する海外WiFiルーターのレンタルサービスで使えるエリアは世界200以上の国・地域と業界最多です
WiFiルーター本体を受け取れる空港が多くLINEなどのチャットサポートも充実しておりおススメです。
実際に使ってみてレビューしています。
イモトのWiFi
タレントのイモトアヤコでお馴染みの「イモトのWiFi」は業界大手で世界200以上の国と地域をカバーしています。リピート率も高い。
jetfi(ジェットファイ)
1台で世界100カ国以上利用可能で複数国で利用しても追加利用料0円と海外周遊旅行に向いた海外ポケットWiFiです。
実際に使ってみてレビューしています。
海外WiFiレンタルの長所と短所
海外WiFiルーターをレンタルする場合の長所と短所を挙げてみました。
長所
・どこでもネットにつながる
・複数台接続可能で友人や家族とのシェア利用が便利
・空港で受け取り可能
・現地でSIMを買うよりも簡単で手軽
・携帯キャリアの海外サービスより安い、定額料金なので安心
・日本語サポートを受けることが出来る。
短所
・使い過ぎると低速通信に切り替わる
・バッテリーの持ちが悪い
バッテリーについてはモバイルバッテリーを用意しておけば解決します。オプションで一緒にレンタルすることも可能ですが、Amazonで安いバッテリーが売っているので購入する方が良いでしょう。バッテリー容量が大きすぎると空港で没収されてしまう場合があるので注意が必要です。オススメのバッテリーは Anker モバイルバッテリー
500MBのデータ量でどれくらいネットが出来るのか
500MBのデータ量ならwebページ閲覧で2000ページぐらいみることが出来ますしLINE通話も20時間可能です。youtubeなどの動画サイトを見ないのであれば家族や友人ともシェアして使えますね。
※グローバルWiFiより抜粋
海外でインターネットを使う方法
海外でスマホやタブレットをインターネットに接続する方法としては キャリア(NTTドコモ au ソフトバンク)の海外サービスを使う方法、海外WiFiルーターをレンタルする方法、現地のSIMカードや海外プリペイドSIMを使う方法、ホテルや公共のフリーWiFiなどを使う方法がある。
キャリア(NTTドコモ au ソフトバンク)の海外サービスを使う方
・古い機種ではダメな場合もある
・テザリングも利用できる。
・WORLD WINGを契約しアプリをインストールして利用、現地ではデータローミングをONにする。
NTTドコモ
パケットパック海外オプションは、日本で契約しているパケットパックの通信量分が使えるサービスで通信量超過後は低速化(128kbps)、利用料金は980円/24時間。
海外パケ・ホーダイは、どれだけ使っても速度制限なしの2段階定額で利用料金は、上限額2,980円/日。
https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/
au
世界データ定額は、利用料金をお支払いいただくと、日本で加入されているデータ定額サービス/料金プランの容量からデータ通信が利用いただけるサービス、通信量超過後は低速化(128Kbps)、利用料金は980円/24時間。
海外ダブル定額はどれだけ使っても速度制限なしのサービスで利用料金は、最大2,980円/日
https://www.au.com/mobile/service/global/au-world-service/
ソフトバンク
「海外パケットし放題」は海外でもメール、ウェブが定額で利用できるサービスで利用料金は、最大2,980円/日
「アメリカ放題」はアメリカ本土やハワイでスプリントのネットワークでの通話やモバイルデータ通信、メールがし放題のサービス(最近のiPhoneとiPadのみ)、利用料金は980円/24時間(キャンペーン中)。
https://www.softbank.jp/mobile/service/global/overseas/packet-flat-late/
現地のSIMカードや海外プリペイドSIMを使う方法
現地の空港などでSIMカードを購入してSIMフリーのiPhoneやアンドロイドスマートフォンに挿して通信する方法もあります。使いこなせれば一番便利で安価になりますが利用するためにはそれなりの知識と準備が必要となります。利用するにはキャリアで購入したスマホの場合はSIMロックを解除しなければなりませんし、アンドロイドスマホの場合はスマホ自体がその国の周波数(バンド)に適用しているかも確認しておかねければならず利用するハードルは少し高いです。またiPhoneはSIMが一枚しか入らないため現地のSIMを使っている間は日本の電話番号が使えないことや日本語のサポートが無い問題もあります。
また、最近発売された日本で購入できるHISの海外格安SIM「変なSIM」は、1日500円で高速データ通信量200MB(24時間)可能なSIMカードです。データ通信量が少なく海外レンタルwifiと比べて割高な点、自分で設定をしなければならない点、SIMフリーのスマホを用意しなければならないなどのデメリットがありますが、今後大容量のプランなどが増えてくると日本語のサポートもありますし海外旅行の定番品となりそうです。
ホテルや公共のフリーWiFiなどを使う方法
ホテルやカフェの無料WiFiや公共のフリーWiFiで済ませてしまうという場合がありますが、屋外では使えないので不便ですし電波が不安定で接続できない事やパスワードやクレジットカードの情報が抜き取られるなどセキュリティの問題もありお勧めできる方法ではありません。