タイのRabbit LINE Payとラビットカードを連携して使ってみました

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タイ旅行でRabbit LINE Payとラビットカードを連携して実際に使ってみたので簡単な感想と注意事項を書いてみたいと思います。

プリペイド非接触ICカード「ラビットカード (Rabbit Card)」は、日本の「Suica」の様なカードでバンコクの鉄道BTS(スカイトレイン)やマクドナルドなど飲食店でも利用可能。BTS(スカイトレイン)にはワンデーパスなどお得な割引プランがあるのでバンコク観光する時に利用する人も多いです。そのラビットカードが、2018年10月より外国人でも「Rabbit LINE Pay」と連携出来る様になりました。

Rabbit LINE Payとラビットカードの概要、連携での注意点

・日本のLINE PayとタイのRabbit LINE Payは別アカウント
・一つのLINE IDでLINE PayとタイのRabbit LINE Pay両方を使うことは出来ない。
・ラビットカードとタイのRabbit LINE Payとの連携はパスポート提示が必要、BTSの駅で出来る。
・連携するとラビットカード自体は実店舗で使えない。BTSの乗り降りだけ。
・飲食店での支払いはRabbit LINE PayでのQRコード払い
・コンビニで使えない。支払い出来る店舗は今のところ少ない。
・支払い方法自体が面倒くさい。現金の方が速い場合もある
・割引の大きいプロモーションが度々あるので、ハマればお得。
・ラビットカードなら割引だったのが、Rabbit LINE Payでは割引にならない場合がある。
・読み取り機が不調だったり店員が決済方法がわからないことがあり対応店舗で利用出来ないことが結構ある。体感で1割ぐらい出来ない。

日本のLINE PayとタイのRabbit LINE Payは別物

画像の左側が日本のLINE Payで右側がタイのRabbit LINE Payです。1つのLINE IDで2つのPayを同時に利用することは出来ないのでタイのRabbit LINE Payを利用したいのなら日本のLINE Payを解約しないといけません。

私は普段から2台のスマホを持ち歩いているので、2つのLINE IDにそれぞれ設定しました。

ラビットカードとRabbit LINE Pay連携はBTSの駅で

Rabbit LINE Pay自体の登録はオンラインで可能ですがパスポートなどの身分証明書が必要となります。またラビットカードとRabbit LINE Payの連携は今のところBTSの駅でないと出来ないようです。

私はRabbit LINE Payをパスポート未登録のまま持って行き、店員にRabbit LINE Pay設定と連携をしてもらいました。

BTSの駅に開設されたブースで、パスポートとスマホ、ラビットカード代100バーツ(現在使っているカードでも可能)を渡して連携設定してもらいました。身分確認の顔も撮影します。

連携するとラビットカード自体でチャージ出来ない

ラビットカードとRabbit LINE Payを連携すると、ラビットカード自体はBTSの乗り降りだけにしか利用出来ません。飲食店での利用や残高チャージはRabbit LINE Payになります。

カードを渡してトップアップ可能になっていました。

Rabbit LINE Payのチャージ方法

Rabbit LINE Payへのチャージ方法は複数ありますが、観光客が利用しやすい方法はBTS駅でのチャージかAISのトップアップ機でのチャージです。タイの銀行口座からはオートチャージも可能ですが外国人の銀行口座開設は難しくなってきているので観光客には難しいです。

BTS駅でのチャージ

BTS駅の窓口でトップアップする事を告げてお金を渡し、スマホで支払い用のバーコードを表示して窓口にある読み取り機にかざします。マクドナルドやサイアムパラゴンのFOODHALLでも同様の方法でチャージ可能です。

カードを渡してトップアップ可能になっていました。

AISのトップアップ機でチャージ

BTSや地下鉄MRT駅、ショッピングモールに置かれている携帯キャリアAISのトップアップ機では、Rabbit LINE Payのトップアップする項目がありあます。Rabbit LINE Payの「Reference No」と登録している電話番号、チャージする金額を案内に従って入力しお金を機械に入金するとチャージされます。帰国時に少額でもチャージ出来るので、邪魔な小銭を持って帰らなくても良くリピーターには便利です。

また、携帯電話料金のチャージ機「Boonterm」でも可能です。

クレジットカードを登録する方法

クレジットカードを登録するとチャージする方式では無くクレジットカード自体から引き落としされます。ちなみに日本で発行したJCBプリペイドカード、バンコク銀行Visaのbe1カードは使えませんでした。

 

Rabbit LINE Payの支払い方法

実店舗でのRabbit LINE Payの支払い方法は2種類あり、スマホでバーコードを表示させて店の決済端末のカメラで読み取らせる方法と店にあるQRコードをスマホで撮影して支払う方法があります。しかしラビットカードやSuicaが、かざすだけでいいのに比べてめんどくさいです。

特に後者の支払い方法の場合、Rabbit LINE Payのアプリを起動する→パスワードを入力(指紋認証でも可能)→スキャンボタンを押してカメラを起動→店のQRコードを撮影→自分で購入した金額を入力→決済画面を店員に見せて確認(店によっては決済画面を撮影orメモ)の手順となるので大きな割引がないと使う気にならないです。

 

利用すると直ぐにLINEに使った金額が送信されてくるので便利です。キャッシュバックなどは遅れて表示されることもあります。

割引プロモーションが多い

支払いは面倒くさいですが、タイでは電子マネー市場の本格的にシェア争いが始まったばかりなので割引額の大きいプロモーションが多いです。BTS乗車3回フリーやマクドナルドが20%オフ、携帯キャリアAISとの連携で利用代金が10%オフなどのプロモーションがあります。最近ではAIS 1-2-callにチャージで50%オフ(100バーツまで)などがあります。

まとめ

観光客やタイリピーターの場合、連携すると不便な場合もあったりするので今のところ余りオススメできませんが、便利になっていくようなので期待したいところです。

 

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