2019年現在、7インチクラスのタブレットは需要がないのか新モデルが販売されることが少なくなってきました。
目次
2019年4月現在、性能が良く快適に使える7インチタブレットは無い
2018年から2019年に日本国内で正規販売された7インチタブレットは、性能の低いローエンド~エントリークラスのモデルです。また2017年以前に発売されたモデルはOSがAndroid 7より古くセキュリティなどの面も含めてメインで使う場合のオススメできるモデルはありません。
通話可能な7インチタブレットは無いといっていい状態で、日本国内で正規販売されているモデルでオススメできるモデルはありません。
代替としては大きいサイズのタブレットか海外販売のSIMフリーのファブレット
代替としては少し大きい8インチタブレットにするか、購入が少し面倒で技適の問題がありますが海外で販売されている7インチサイズ大型ファブレット(大型スマートフォン)を現地で購入、又は個人輸入する方法があります。
7インチサイズがベストだという方の為に、国内で正規販売されている7インチタブレット(性能は高くない)と海外発売モデル(日本からでも比較的入手簡単な機種)を紹介していきます。少し大きい8インチタブレットについてはこちらで比較紹介しています。
追記 2019年後半~2020年前半に国内発売した7インチタブレット
2019年後半から2020年前半に日本で発売した7インチディスプレイのタブレットを追記しました。ローエンド~エントリークラスのタブレットばかりでお勧めできるモデルはないですが、あえて挙げるなら価格が安いAmazon Fire 7 タブレット(2019モデル)ぐらいです。
JENESIS JT07-90
JENESIS JT07-90 は、7インチWSVGA(1024×600)ディスプレイ、CPUはMediaTek MT8167 1.3GHz クアッドコア、RAM1GB、ストレージ容量は16GB、メインカメラは200万画素カメラ搭載のローエンドのアンドロイドWiFiタブレットとなっています。
7インチタブレット NEC LAVIE Tab E TE507/KAS
LAVIE Tab E TE507/KAS (PC-TE507KAS)は、7インチWSVGA(1024×600)ディスプレイ、CPUはMediaTek MT8321 1.3GHz クアッドコア、RAM容量は2GB、ストレージ容量は32GB、メインカメラは200万画素カメラ搭載のエントリークラスのアンドロイドタブレットとなっています。
7インチタブレット FFF-TAB7
FFF-TAB7 は、7インチWSVGA(1024×600)ディスプレイ、CPUはMediaTek MT8163 1.3GHz クアッドコア、RAM容量は2GB、ストレージ容量は32GB、メインカメラは200万画素カメラ搭載のローエンド~エントリークラスのアンドロイドタブレットとなっています。
Lenovo Tab M7
Lenovo Tab M7 (レノボ タブ エムセブン) は、7インチWSVGA(1024×600)ディスプレイ、CPUはMediaTek MT8321 1.3GHz クアッドコア、RAM容量は1GB/2GB、ストレージ容量は16GB/32GB、メインカメラは200万画素カメラ搭載のローエンド~エントリークラスのアンドロイドタブレットとなっています。
ドンキ「電子コミックス 読みまくリーダー」
電子コミックス 読みまくリーダー (YMR8-DS)は、7.85インチXGA(1024×768)ディスプレイ、CPUはMediaTek MT8163 1.3GHz クアッドコア、RAMは1GB、ストレージ容量16GB、メインカメラは500万画素カメラ搭載のエントリークラスのアンドロイドWiFiタブレットとなっています。
Amazon Fire 7 タブレット(2019モデル)
Amazon Fire 7 タブレット (2019モデル) は、7インチWSVGA(1024×600)ディスプレイ、CPUは1.3GHzクアッドコア、RAMは1GB、ストレージ容量は16GB/32GB、メインカメラは200万画素カメラ搭載のFire OS (Androidベース)、WiFiタブレットです。
日本で正規販売されている7インチタブレット
日本国内で正規販売されているモデルを紹介します。性能はローエンドからエントリークラスのタブレットばかりなのでサブ用として割り切った使い方が必要となります。
国内メーカーの「NEC LAVIE Tab E (TE507/JAW)」
国内メーカーの7インチタブレット。ディスプレイの解像度はタブレットとしては厳しいHD(1280×720)画質、CPUは一昔前エントリークラス(Antutuベンチ3万台)なので動作はもっさりです。
画質はそんなに美しくなくて良いから大きい画面で動画を見るだけ良いなど割り切った使い方が必要となります。また、WiFiタブレットなので音声通話SIMもデータSIMも利用することはできません。
長所としては国内メーカーの安心感と価格が安く大きい家電量販店などで実物をみて購入することが可能なことです。直販サイトでの価格は19,224円(税込)で頻繁に発行されている割引クーポンや楽天リーベイツを利用すると実質価格は安くなります。
NEC Direct 公式サイト NEC LAVIE Tab E (TE507/JAW)
LAVIE Tab E (TE507/JAW) は、7インチHD(1280×720)ディスプレイ、CPUはMediaTek MT8161 1.3Ghz クアッドコア、RAM2GB、ストレージ容量は16GB、メインカメラは 500万画素カメラ搭載のエントリースペックのアンドロイドWiFiタブレットとなっています。
1万円以下で買える「恵安 KEIAN KI-R7」
価格の安さと軽量OSである「Android Oreo (GO Edition)」が採用しているのが特長のWiFiタブレット。価格は1万円以下と非常に安いですが画面の解像度は非常に荒いWSVGA(1024×600)なので動画の視聴には向いていません。
Android GO Edition採用で非力なCPUでも利用できるように最適化されていますがモッサリ感を改善とまではいかないでしょう。また、ストレージ容量も8GBと少ないのでSDカードは必須だと思います。また、WiFiタブレットなので音声通話SIMもデータSIMも利用することはできません。
KEIAN KI-R7 は、7インチWSVGA(1024×600)ディスプレイ、CPUはRockchip RK3126C 1.3GHz クアッドコア、RAM容量は1GB、ストレージ容量は8GB、メインカメラは200万画素カメラ搭載のローエンドクラスのアンドロイドタブレットとなっています。
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miniHDMI端子付タブレット「JENESIS JT07-81B」
ディスプレイと接続できるminiHDMI端子が付いているのが特長で、性能は前出のKEIAN KI-R7と似たスペックのローエンドです。価格は13000円ぐらいです。また、WiFiタブレットなので音声通話SIMもデータSIMも利用することはできません。
7インチタブレット(JENESIS JT07-81B) は、7インチWSVGA(1024×600)ディスプレイ、CPUはMediaTek MT8163 1.3GHz クアッドコア、RAM1GB、ストレージ容量は8GB、メインカメラは200万画素カメラ搭載のローエンドのアンドロイドWiFiタブレットとなっています。
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軽い7インチタブレット「Lenovo TAB 7 Essential」
重量が254gと非常に軽いのが特長のタブレットです。ディスプレイの解像度は低く画面は綺麗ではありませんし、RAMが1GBしかない為かなり動作は遅いでしょう。アフターサービスが余り良くないことも考えればこのモデルを選ぶ理由はないと思います。また、WiFiタブレットなので音声通話SIMもデータSIMも利用することはできません。
Lenovo TAB 7 Essential は、7インチWSVGA(1024×600)ディスプレイ、CPUはMediaTek MT8167D 1.3GHz クアッドコア、RAM1GB、ストレージ容量は16GB、メインカメラは 200万画素カメラ搭載のアンドロイドwifiタブレットとなっています。
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パナソニックの業務用タブレット「TOUGHBOOK FZ-L1」
パナソニックが販売する法人向け業務用タブレットです。小売、倉庫、鉄道、接客などの屋内業務での使用を想定しており、防水防塵耐衝撃仕様で音声SIMを使えば通話も可能です。特殊な用途向けなのでCPUはローエンドからエントリークラスのもので動作は遅いです。値段は9万円以上するので購入は現実的ではありません。
パナソニック TOUGHBOOK(タフブック)FZ-L1 は、7インチHD(1280×720)ディスプレイ、CPUはSnapdragon 210 MSM8909 1.1GHz クアッドコア、RAM2GB、ストレージ容量は16GB、メインカメラ800万画素カメラ搭載のアンドロイドタブレットです。
アマゾン Fire 7 タブレット 2017
AndroidベースのFire OSを採用しているのでGoogle Playストアからアプリをインストールすることは出来ませんがメジャーなアプリはそろっています。性能は低く出来ることは限られていますが、価格が非常に安くAmazonのサービスを利用するのであればコスパは高いです。
Fire 7 タブレット (Newモデル) は、7インチWSVGA(1024×600)ディスプレイ、CPUは1.3GHzクアッドコア、RAMは1GB、ストレージ容量は8GB/16GB、メインカメラは200万画素カメラ搭載のFire OS (Androidベース)、WiFiタブレットです。
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2017年発売の「HUAWEI MediaPad T3 7」
MediaPad T2 7.0 Proなど通話可能な良タブレットを発売していたファーウェイも8インチサイズ以上のタブレットしか販売しなくなってしまいました。2019年現在7インチで入手可能なのは「HUAWEI MediaPad T3 7」のWiFiモデルぐらいですが2017年発売時点でエントリークラスな上にAndroid 6とOSも古いので安くても購入しない方がよいでしょう。
「MediaPad T3 7」は、7インチWSVGA(1024×600)ディスプレイ、CPUはMediaTek MT8127 1.3GHz クアッドコア、RAMは2GB/1GB、ストレージ容量は16GB/8GB、メインカメラは200万画素カメラ搭載のエントリークラスのアンドロイドタブレットです。
海外販売の通話可能な7インチファブレット
海外で販売されている7インチサイズのファブレット(大型スマートフォン)を紹介します。技適の問題(罰せられた事例は無いが電波法違反となる)や周波数の問題(ドコモ回線の場合、山間部や郊外で繋がりにくい)があるので日本国内でメイン端末として使うには積極的にはオススメできませんが、性能が良い魅力的な端末があります。
フラッグシップ機「HUAWEI Mate 20 X」
「Mate 20」や「Mate 20 lite」は日本でも販売されていますが、ディスプレイサイズが7.2インチ(18.7:9)と大型な「HUAWEI Mate 20 X」は日本国内では正規販売されていません。
CPUはトップクラスの性能でカメラもライカブランドのトリプルカメラを搭載するなど満足できる端末ですが値段はぞの分高くなっています。また画面は大きいですが3年ぐらい前の6.4インチ(16:9)端末よりも横幅サイズは細くなっています。
日本語対応可 海外通販サイト Etoren HUAWEI Mate 20 X
HUAWEI Mate 20 X は、7.2インチFHD+(2244×1080)ディスプレイ、CPUはHisilicon Kirin 980 2.6GHz オクタコア、RAM6GB、ストレージ容量は128GB、カメラは4000万画素+2000万画素+800万画素トリプルカメラのハイスペックなアンドロイドファブレットとなっています。
価格も安い人気モデル「Xiaomi Mi Max 3」
価格も安く海外通販サイトでも入手が容易な人気シリーズMi Maxの最新モデル。性能はミッドレンジクラスで大抵のことは問題なくこなせます。海外旅行や海外出張用のサブ端末としてもおススメです。
日本語対応可 海外通販サイトEtoren Xiaomi Mi Max 3
Xiaomi Mi Max 3 は、6.9インチFHD+(2160×1080)ディスプレイ、CPUはSnapdragon 636 SDM636 1.8GHz オクタコア、RAM4GB/6GB、ストレージ容量は64GB/128GB、メインカメラは1200万画素+500万画素デュアルカメラ搭載のミッドレンジのアンドロイドファブレットとなっています。
コスパは最高のHuawei「honor Note 10」
値段が非常に安く高性能なコスパに優れたモデルですが、中国版しかないことやスピーカーが無いことが欠点です。私自身も購入して海外用のサブ端末として使っています。レビューも書いています。
日本語対応可 海外通販サイトEtoren honor Note 10
honor Note 10 は、6.95インチFHD+(2220×1080)ディスプレイ、CPUはHisilicon Kirin 970 2.36GHz オクタコア、RAM6GB/8GB、ストレージ容量は64GB/128GB、カメラは2400万画素+1600万画素デュアルカメラのハイスペックなアンドロイドファブレットとなっています。
SDM450搭載のファブレット「Lenovo Tab V7」
2019年4月に海外で発売予定のLenovo Tab V7はエントリークラスの性能のモデルです。
Lenovo Tab V7 は、6.95インチFHD+(2160×1080)ディスプレイ、CPUはSnapdragon 450 SDM450 1.8Ghz オクタコア、RAM容量は3GB/4GB、ストレージ容量は32GB/64GB、メインカメラは1300万画素カメラ搭載のエントリークラスのアンドロイドファブレットです。
HUAWEI Y MAX / HUAWEI Enjoy MAX、7.12型ファブレット
グローバル版が「HUAWEI Y MAX」、中国版が「HUAWEI Enjoy MAX」です。性能と価格のバランスも良く、Snapdragon 660搭載で重たいゲームをするのでなければ充分な性能です。
ただ海外通販サイトでも取り扱っているところが少ないのが難点です。
AliExpress Huawei Enjoy Max 7.12 inch ※中国版です
HUAWEI Enjoy Max は、7.12インチFHD+(2244×1080)ディスプレイ、CPUはSnapdragon 660 SDM660 1.95GHz オクタコア、RAM4GB、ストレージ容量は128GB、カメラは1600万画素+200万画素デュアルカメラのミッドレンジのアンドロイドファブレットとなっています。
値段が安い「honor 8X Max」
ファーウェイのhonor 8X Maxは中華ECサイトなどで入手可能です。性能もそこそこで値段も安いですが中国版なので自分でPlayストアなどGoogle関連のアプリをインストールする必要があります。
AliExpress.com Huawei Honor 8X Max 7.12 inch ※中国モデルです
honor 8X Max は、7.12インチFHD+(2244×1080)ディスプレイ、CPUはSnapdragon 636 SDM636 1.8GHz オクタコア又はSnapdragon 660 SDM660 2.2GHz オクタコア、RAM4GB/6GB、ストレージ容量は64GB/128GB、カメラは1600万画素+200万画素デュアルカメラのミッドレンジのアンドロイドファブレットとなっています。
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