Xiaomi Mi 11 Lite 5G レビュー

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Xiaomi(シャオミ)のSIMフリー5Gスマホ「Xiaomi Mi 11 Lite 5G(シャオミ ミー イレブン ライト ファイブジー)」を購入したので簡単にレビューします。

Xiaomi Mi 11 Lite 5G の概要

Xiaomi Mi 11 Lite 5G(シャオミ ミー イレブン ライト ファイブジー)は、4万円台とリーズナブルな価格ながら5G通信やおサイフケータイ(FeliCa)対応、10万円クラスのハイスペックモデルに迫る処理速度のCPUを搭載したスマートフォンです。また、6.55インチの大型ディスプレイですが159グラムと非常に軽量となっています。SIMフリーなので格安SIM(ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線)や楽天モバイルが利用可能です。

 

Xiaomi Mi 11 Lite 5G のレビュー

付属品


楽天市場で購入、2021年7月2日の発売日に届きました。

 


付属品は、USB ACアタプター(33W)、USB Type-Cのケーブル、SIMピン、柔らかい透明なTPUケース、USB Type-Cと3.5mmイヤホンジェックの変換ケーブルが付属、クイックガイドです。

 


USB ACアタプター33W急速充電が可能、プラグは折り畳めません。重さは84グラム。

 

Xiaomi Mi 11 Lite 5G の外観


有機ELのディスプレイは6.55インチでアスペクト20:9と縦長、左上にはセルフィーカメラ用のパンチホールがあります。ベゼル(額縁部分)はハイスペックモデルと比べると若干太めで本体横幅は75.73ミリです。通知LEDはなし、画面の上部にはスピーカーがあります。

画面は明るく屋外でも見やすいです。デフォルトでは自動で色彩調整するようになっていますが彩度調整で暖色や寒色に設定することも可能、リフレッシュレートは90Hzと60Hzに切り替え可能です。

画面はフラットで光沢のある滑りが若干悪い保護フィルムが最初から貼られています。

 


カラーはミントグリーン、シトラスイエロー、トリュフブラックの3色で表面はすりガラス調で指紋が付きにくくなっています。上部右側にはFeliCaマークがあります。

 


カメラ廻りは2段の段差があり高さは2ミリ弱、平らな机の上に置いて操作するとガタつきます。カメラは6400万画素(メイン ISOCELL Plus GW3 F1.79)+800万画素(広角 119°FoV Sony IMX355 F2.2)+500万画素(マクロ ISOCELL Slim S5K 5E9 F2.4)トリプルカメラ。

 


右側面は音量ボタンと指紋認証センサーを兼ねた電源ボタンがあります。指紋認証センサーは押しやすい位置にあり認証速度も速くて非常に快適で、押し込まなくてもタッチするだけでもロック解除可能です。指紋は5個まで登録可能。

 


左側面は何もなし、6.81ミリと薄型となっています。

 


上部には受話口。

 


下部は、SIMトレイ、USB Type-C端子、スピーカーが並びます。スピーカーは画面上部と合わせてステレオとなっています。低音は出ないですが音自体は可もなく不可もなく。

 


側面とガラス面の処理は少し安っぽい。

 


SIMトレイはSIMピンで開けるタイプでSIMを裏表に入れます。デュアルSIM(NanoSIM+NanoSIM)仕様ですがmicroSDカードとの排他仕様、SIMを入れ替えても再起動しないタイプです。

トレイにはゴムパッキンがあり防水となっていますが、性能がIP53なので風呂で使うなどは不可、防滴又は少し雨に濡れるのは大丈夫なぐらいです。

 


カタログ値が159グラム、SIM2枚入れて保護フィルムを貼った状態の実測値は161グラム、付属のケースを装着した状態で180グラムと軽量です。

 


4.7インチ(16:9) iPhone SE 第2世代(138.4 x 67.3 x 7.3mm)と6.55インチ(20:9)Xiaomi Mi 11 Lite 5G(160.53 × 75.73 × 6.81 mm)、6.7インチ(21:9)moto g100(168.38 x 73.97 x 9.69 mm)との大きさ比較

 


iPhone SEより薄い

 

Mi 11 Lite 5Gのアプリや設定


インストールされているアプリはXiaomi関連のアプリが多め、Netflixとおサイフケータイアプリもプリインストールされています。

 


OSは最新のAndroid11でUIはシャオミ独自で少し癖があるMIUI12です。ストレージは128GBで何もアプリをインストールしていないデフォルト状態では22.9GBを使用しています。microSDカードにも対応しています。

文字入力はGoogleのGboardがインストールされています。

 


「ホーム画面」はクラッシックとアプリドロワーを使用から選べます。「システムナビゲーション」で3ボタンを表示させたり、iPhoneのようにジェスチャー操作するなどに変更可能、戻るボタンとメニューボタンに位置は入れ替え可能です。

 


nanoSIM(物理SIM)のデュアルSIM仕様です。ドコモ ahamo(spmode.ne.jp)と楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)は、APNも入っており選択するだけでネット通信もVoLTE通話も可能になります。

 


サイドの電源ボタン兼用の指紋認証センサーは「触れるだけ」又は「押しこんで」認証可能、指紋は5個まで登録可能です。顔認証は、2データまで登録可能で眼鏡をかけた場合、眼鏡をしていない場合を登録できて便利です。

 


中国メーカーのスマホではおなじみのSNSアプリのIDが2つ使えるデュアルアプリにも対応しています。

おサイフケータイ対応ですが、おサイフ利用の場合はセキュアエレメントの位置を「埋め込みセキュアエレメント」に、Visaのタッチ決済(NFC決済)の場合は「HCEウォレット」に切り替える必要があるようです。(まだ試していません)

追記 : アップデートによりセキュアエレメントの位置に「自動選択」の項目が追加され切り替えの必要はなくなりました。

 


セキュリティスキャンやスピードブーストなどMIUIの独自アプリの中には広告が表示されてるアプリがあるので、消したい場合はアプリそれぞれ設定で「広告を消す」などに設定を変える必要があります。

 

Xiaomi Mi 11 Lite 5G のカメラ


リアカメラはは6400万画素(メイン ISOCELL Plus GW3 F1.79)+800万画素(広角 119°FoV Sony IMX355 F2.2)+500万画素(マクロ ISOCELL Slim S5K 5E9 F2.4)トリプルカメラで静止画の手振れ補正はありません。

ホワイトバランスなどの設定や撮影するレンズを指定できる「プロ」や「ポートレート」、6400万画素で撮影できる「64M」、パノラマ写真撮影の「パノラマ」、「スーパーマクロ」などのモードが用意されています。また、地域設定を日本から他の地域に変更すればシャッター音を消すこともできます。

 


動画はリアカメラの場合「4K 30FPS」「FHD 60FPS」で撮影可能、画角が狭くなりますが電子式手振れ補正に対応しています。

 


フロントカメラは2000万画素(F2.24 ISOCELL Slim S5K 3T2)、美肌や小顔など「ビューティー」や「Makeup」、「フィルター」モードが用意されています。動画は「FHD 60FPS」で撮影可能。

 


カメラの起動自体は問題ない速さですが、シャッター反応が鈍く連写ができないので動く被写体を撮影には向いていないです。

写真自体は派手め、どんなシチュエーションでも写りは平均点といった印象ですが価格を考えると良い方だと思います。

 


写真は20%に縮小圧縮しています。※夜間撮影や風景などの写真は後日追加します。

 

Xiaomi Mi 11 Lite 5Gのバッテリー


左側は付属の33W充電ACアタプターを使った計測結果、右側はAnkerのPowerIQ充電ACアタプターを使った計測結果です。付属の33W充電ACアタプターで0%から100%までフル充電する時間は1時間10分弱とかなり速いです。但し本体はかなり熱くなります。

 


バッテリー容量は4250mAhでバッテリー持ちは普通な感じ、1日は充電せずに持ちます。PCMarkでのbattery life測定結果も13時間4分(60Hzで測定)と悪くない結果が出ています。

 

Xiaomi Mi 11 Lite 5GのAnTuTuベンチマーク、Geekbench


AnTuTuベンチマーク(v9)の結果は526969、Geekbench 5のスコアはMulti-Coreが2521、Single-Coreが781という結果、ミッドハイクラスの性能です。CPUはSnapdragon 780GでRAM6GBです。

2019年の最上位CPUであるスナドラ855に匹敵する性能ででLINEやインスタ、WEB閲覧などは快適です。大体のゲームでも処理落ちすることなくプレイできるレベルです。

 

Xiaomi Mi 11 Lite 5Gでゲーム


イングレスのプレイは問題なし、ポケモンGOはAR+にも対応し普通にプレイできGPSも問題なしです。

但し、音ゲーなどMIUIに最適化されていないゲームが多く動作がカクカクする場合も多いようです。

 


PUBG モバイルはクオリティ「HDR」フレーム設定は「ウルトラ」まで設定可能です。処理落ちすることは皆無ですが本体はかなり熱くなります。

 

Xiaomi Mi 11 Lite 5G レビューまとめ

おサイフケータイ(FeliCa)対応や5G通信対応ハイスペックモデルに迫る性能ながら4万円台と激安、2021年売上上位になりそうなお買い得なSIMフリースマートフォンとなっています。

 

Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの良い点

・5G通信やおサイフケータイ(FeliCa)対応、10万円クラスのハイスペックモデルに迫る性能のCPUを搭載しながら4万円台と激安。
・約160グラムと大画面なのに非常に軽量、この軽さだけでMi 11 Lite 5Gを選ぶ理由となる。
・SIMフリーで、ドコモ・ソフトバンク・au・楽天モバイルや格安SIM回線で使える。
・指紋認証も顔認証も認証失敗も少なく激速、顔認証が2パターン登録できるので眼鏡を掛けている人には便利
・充電が速い。

Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの悪い点

・イヤホンジャックがない
・少し癖のあるMIUI、相性の悪いゲームがある。
・負荷の高いゲームやアプリを使用しているとスマホ上部が熱くなる

 

SIMフリー Xiaomi Mi 11 Lite 5Gを購入

アマゾンや楽天市場、PayPayモールなどのECサイトや家電量販店で販売されています。価格は43,800円(税込)ですが、楽天市場やPayPayモールでポイント還元率高い場合、実質価格4万円以下での購入も可能です。

 

 

 

 

また、格安SIM「OCNモバイルONE」や「IIJmio」ならSIM契約が必要となりますが更に安く販売されています。

 

8月31日までMNP(乗り換え)限定特価19,800円、IIJmioは音声SIMが月額858円(税込)からです。(人気で在庫切れも多いです)

 

SIMフリー Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの詳細スペック

CPU : Snapdragon 780G SM7350-AB 2.4GHz オクタコア
GPU : Adreno 642
ディスプレイ : 6.55インチ FHD+ 2400×1080 20:9 , AMOLED , 90Hz , HDR10+ , Dolby Vision , Gorilla Glass6
RAM容量 : 6GB LPDDR4X
ストレージ : 128GB UFS 2.2 (microSD対応)
メインカメラ : 6400万画素(メイン F1.79)+800万画素(広角 119°FoV F2.2)+500万画素(マクロ F2.4)トリプルカメラ
前面カメラ : 2000万画素カメラ F2.24
OS : Android 11 (MIUI 12)
サイズ : 160.53 × 75.73 × 6.81 mm
重量 : 159g
バッテリー : 4250mAh(急速充電 33W)
WiFi : Wi-Fi 6 , 802.11 2.4GHz/5GHz
Bluetooth : v5.2
防水防塵 : 防滴(IP53)
接続端子 : USB Type-C
イヤホン端子 : なし
認証方式 : 指紋認証センサー(サイド) , 顔認証
カラー : ミントグリーン、シトラスイエロー、トリュフブラック
その他 : デュアルSIM(NanoSIM 排他仕様) , 4G VoLTE , ハイレゾ , ステレオスピーカー , おサイフケータイ(FeliCa) , NFC
ネットワーク : 5G 対応
5G
NR n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66
4G
LTE FDD 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66
LTE TDD 38/40/413G
3G
WCDMA:1/2/4/5/6/8/19
2G
GSM 2/3/5/8

 

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