中国のスマートフォンメーカーXiaomi(シャオミ 小米科技)の6.44インチディスプレイ搭載ファブレット Xiaomi Mi Max 16GBモデル Silverを購入したので、簡単に開封レビューをします。
目次
エクスパンシスで購入、25335円
通販サイトEXPANSYS(エクスパンシス)で購入、価格は本体価格22935円+送料(クロネコヤマト国際宅急便) 1400円+税金(荷物受取時に支払い) 1000円でトータル25335円でした。
26日の金曜日の夜に注文し29日の月曜日に発送、31日には手元に届きました。エクスパンシスは土日は発送作業をしていないようなので、平日に注文すれば3,4日で届くみたいです。
ファブレット Mi Maxを買った理由
ZenFone 3 UltraやHuawei Honor NOTE 8など、所謂Xperia Z Ultra (ズルトラ) 後継機ファブレットを海外利用でのサブ端末に購入しようと考えていました。しかし、エクスパンシスで16GBですが、Xiaomi Mi Maxがあまりにも安かったので思わず購入してしまいました。
一番の購入候補はZenFone 3 Ultraでしたが、日本で販売はまだまだ先で値段も高くなりそうな感じだったのもあります。Huawei Honor NOTE 8も、良い感じですがグローバル版の販売はまだ先になりそうなのもあります。
Xiaomi Mi Max の基本スペックと特徴
Xiaomi Mi Maxは、6.44インチディスプレイのタブレット並み大きさながら通話可能スマートフォン(ファブレット)で、後継機が出ないソニーXperia Z Ultra(ズルトラ)の代替機と注目を集めている機種です。Snapdragon 650又は652を搭載し、フラッグシップ機に迫る性能でありながら価格は非常に安いです。また、2枚のSIMで待ち受け可能なデュアルスタンバイ(4G+3G)仕様となっています。
CPU : Snapdragon 650/652 1.8Ghz ヘキサコア/オクタコア
ディスプレイ : 6.44インチ FHD 1920×1080
RAM容量 : 2GB/3GB/4GB
ストレージ : 32GB/64GB/128GB(microSD対応uptp128GB)
メインカメラ : 1600万画素 ultra-fast PDAF (Phase Detection Auto Focus)
前面カメラ : 500万画素 ワイドレンズ
OS : Android 6.0.1 Marshmallow (MIUI 8)
サイズ : 173.1×88.3×7.5mm
重量 : 203g
バッテリー : 4850mAh
その他 : デュアルスタンバイ
他のファブレットとXiaomi Mi Maxの比較
Xiaomi Mi Maxと検討対象となりそうな機種との比較です。6インチクラスで比較的ハイスペックな機種は現在のところ日本で正式に販売している機種は少ないです。日本で正規販売しているファブレットは6インチのZenFone 2 Laser(ZE601KL)、FREETEL SAMURAI KIWAMI 極、6.8インチのHuawei P8 maxなどがありますが、スペック的に一段下となります。
日本で正規販売されているファブレットの比較はコチラです。
https://phablet.jp/?p=8232
Xiaomi Mi Max レビュー
箱は、簡易な箱です。グローバル版が送られてくると思っていましたが、中国語で書かれていることから中国版(全网通)のようです。
おまけで、ケースと液晶フィルムがついていましたが、ケースはシリコン素材のケースでそれなりに使えそうですが、液晶フィルムの方は、かなりクオリティが低く使えるレベルでは無かったです。
付属物は、USB充電器とマイクロusbの充電ケーブルとSIMピン、簡単な説明書と最低限な付属物のみです。USB充電器のコンセントは日本で使える通常のタイプです。
裏面はメタル素材(シルバー色)で一部樹脂素材となっています。最近では搭載されているのが当たり前となった指紋認証センサーがあります。また、シールが貼られておりシリアルナンバーなどが記載されています。
端末は大きいが、持ち易い
正面は、ガラス端部が局面となっている2.5Dガラスとなっており、片手で持つには大きいXiaomi Mi Maxですが若干持ち易くなっています。ガラス面は他の端末と比べてツルツル感が強いです。画面上部には通知用LEDもあります。
下部のナビケーションキーは画面外にあるタイプです。キャラクシーシリーズの様に右側に戻るキーがありますが、設定で左側に戻るキーを変更することができます。表示はそのままです。
側面右側にボリュームキーと電源ボタンがあります。ボリュームキー下側・電源ボタンの同時押しでスクリーンショットを撮ることができます。
大きさを比較
左から、5.5インチのzenfone2、6.44インチのXiaomi Mi Max、7インチのfonepad7と大きさ比較してみました。
5インチのXperiaと6.44インチのXiaomi Mi Maxとの比較、ちょと前までは5インチはデカ過ぎると言われていましたね。
デュアルスタンバイ(4G+3G)に対応
側面左側には、SIMピンで開けるタイプのSIMスロットがあります。SIM1スロットがナノSIMとマイクロSDの兼用、SIM2スロットはマイクロSIMとなっているハイブリットタイプで、デュアルスタンバイ(4G+3G)対応です。
また面倒な作業が必要ですがプラスエリア化も可能な様です。自分は面倒なのと海外で使うのが主なのでそのまま利用するつもりです。
下部に充電マイクロUSB端子があります。スピーカーの音質は普通です。
OSは独自のMIUI
デフォルトの状態の画面です。インストールされているアプリは少なめとなっていますが、通常のAndroid6をカスタマイズしたMIUIというOSになっており、独特の操作感です。初めての場合は戸惑いますが個人的には割と使いやすいと思います。
販売店によって日本語ロケールが有る場合も
エクスパンシスで購入したモデルは中華版ですが、カスタムROMがインストールされており、Google playストアや日本語ロケールが最初から利用できます。海外の通販を利用するとサービスでショップカスタムROMを入れ日本語化している場合が多いです。カスタムROMは楽で良いですがセキュリティーの問題やOSをバージョンアップするのには面倒な作業が必要になる問題もあります。
また、日本語化しても完全に日本語になるわけでなく、MIUIの部分は英語のままになりますが、英語がわからなくてもなんとなくで操作できます。MIUIのバージョンは古く7.3となっています。最新のMIUI8にすると、大画面のファブレットでは便利な機能である画面分割が使える様ですが面倒なのでそのままで使用します。
16GBモデルの空き容量は9.66GBです。
ナビゲーションキーは変更可能
ナビケーションキーの戻るキーが右側なのは使いにくいので反対側になるように設定します。設定→additional settings→Buttons→Navigation buttonsから設定することができます。
AuTuTuベンチマークはフラッグシップ機に迫る性能
Xiaomi Mi Maxの中でも一番下位モデルとなる、Snapdragon650、RAM2GBモデルですがAnTuTuベンチマークは7万超えで、一世代前のフラッグシップ機なみのスコアです。実際に使った感覚もスナドラ820機と比べても遜色ないレベルです。
ただ複数のアプリをたくさん立ち上げたりする場合など問題がありそうなので、メイン機で使用する場合は3GBか4GBのモデルにしておいたほうが良さげです。
ポケモンGOもプレイ可能
Xiaomi Mi Maxは、ポケモンGOもプレイ可能でした。
カメラ性能も良好
Xiaomi Mi Maxで撮影してみました。オートで撮影して縮小しています。
タブレットなどのカメラはフラッシュがついていなかったり、メモ程度の写りのものが多いですが、Xiaomi Mi Maxのカメラは、起動も高速でピント合わせも速く、写りも実用レベルで良いです。
電池の持ちが良い
バッテリーの容量は通常のスマートフォンの倍近い4850mAh搭載されています。正確には計測していないですが、かなり電池の持ちが良く現在メインで使用しているXperia X Performanceのの2倍くらいは持つ印象です。
Xiaomi Mi Max レビューまとめ
メイン端末として使う場合は、大きすぎて電話するのが少し恥ずかしい事、プラスエリアに対応させるにはそれなりの作業が必要で文鎮化(動作しなくなること)する場合がある事、中華端末であるがゆえにセキュリティ面で不安がある事などがあります。
しかし、コストパフォーマンスは高く、電池の持ちやカメラ性能など基本性能が良いので、サブ端末として買った場合はかなり満足できる機種だと思います。
販売サイト
エクスパンシス Xiaomi Mi Max Dual-SIM (simフリー)
Etoren(イートレン) Xiaomi Mi Max Dual-SIM (simフリー)
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