ソフトバンクのLINEMO(ラインモ)、2021年3月17日よりサービス開始
ソフトバンクのオンライン専用ブランドLINEMO(ラインモ)は、2021年3月17日よりサービスを開始しました。
LINEMO(ラインモ)はオンライン専用の新プランです。ネットでの申込限定やキャリアメールを廃止することなどにより、月額料金2,728円(データ通信量20GB)と従来のプランより大幅に安くなっているのが特長です。
今回は、ソフトバンクとしても初となる「eSIM」を契約してiPhone SE(2020・第2世代)で使ってみました。
LINEMOのeSIM新規申込と通信設定するのに必要なもの
・LINEMO対応のSIMフリースマホ(ソフトバンクやワイモバイル端末でもSIMロック解除が必要)
・契約者の本人確認書類(運転免許証、国民健康保険証 + 補助書類、マイナンバーカード、パスポートなど)
・クレジットカード
・利用する端末以外の製品(スマートフォン、タブレット、パソコン)での対応を推奨
・日中連絡のとれる他の電話番号(SMSまたは音声通話での認証に必要、固定電話でも可) ※追記 3月18日から「MNP転入予定の電話番号でも入力OK」に
・eSIM設定するスマホをWi-Fiネットワークに接続できる環境
eSIM新規申込の簡単な手順
eSIMの場合、手続きはスマホからのみでパソコン・タブレットからは契約できません。
本人確認書類(運転免許書やマイナンバーなど)を撮影して提出します。
月額料金は2,728円のワンプランです。5分以内の通話オプション「通話準定額」(税込550円/月)が1年間無料となるキャンペーン開催中です。(「通話定額」は500円引き)
開始から5分ほどで申し込み完了。登録したメールアドレスに「【LINEMO】お申し込み完了のお知らせ」がすぐに届きました。
申し込み完了後、3時間ぐらいしてから「【LINEMO】登録完了のお知らせ」のメールが届いたのでeSIMの設定をします。
日中連絡のとれる他の電話番号を使って認証をします。楽天モバイルの番号で登録していたのですが何回送信してもSMSが届かなかったので、自動音声通話に切り替えて認証をおこないました。電話が掛かってきて音声を聞き取り数字を入力します。
※追記 3月18日から「MNP転入予定の電話番号でも入力OK」に
認証後、利用する端末以外の製品(スマートフォン、タブレット、パソコン)などでQRコードを表示させて利用する端末でeSIMプロファイルを読み込みます。
APN構成プロファイルをダウンロードする(iPS) https://www.linemo.jp/process/apn/ios/
警告がでますがそのままプロファイルを読み込みインストールします。
再起動後、数分でネットにつながり通話もテザリングも問題なく利用できるようになりました。
何回かスピードテストをしてみましたが、以前使っていたソフトバンク回線のiVideoよりも速度は遅いです。
主回線にeSIMのLINEMO、副回線に物理SIMの楽天モバイルに設定してみました。
開通後「【LINEMO】登録完了のお知らせ」メールが届くので、記載されているアドレスからマイメニュー初期設定を済ませれば、LINEMOのオンラインサポートが利用可能になります。マイメニューではデータ通信量や契約内容の確認などができます。
新規契約でものりかえ(MNP)でも、認証用に他の電話番号(家族の番号や固定電話が必要、のりかえる本人の番号不可)が必要なことや利用するスマホ以外の端末(2台目のスマートフォン、タブレット、パソコン)での対応を推奨など環境によってはハードルの高いシステムとなっています。
※追記 3月18日から「MNP転入予定の電話番号でも入力OK」に
eSIMでの契約はうまくいけば待ち時間もなく楽ですが少しでもトラブルが起きた時に困りそうです。
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