数多くのタブレットが発売されていますが、音声通話可能な8型タブレットに絞って比較してみました。
※2018年版を作成しました。
※2017年版を作成しました。
大きいタブレットを耳に当てて通話するのは日本人からすると少し恥ずかしい気がしますが海外では使っている人を見かけることが多いです。
タブレットの購入を考えているのなら、日本では通話は使わなくても海外旅行や出張に行った時のために音声通話機能の付いたSIMロックフリーのタブレットにするのも良いかもしれません。
追記 12月14日:8インチクラスのタブレットの本命が発表されました。
追記 11月25日:ファーウェイの安価な8インチタブレットが発売されました。
目次
【2016年版】通話可能な8インチタブレットの比較表
音声通話可能な8インチタブレット、ZenPad 8.0 (Z380KL)、MediaPad M2、Xperia Z3 Tablet Compact、Samsung Galaxy Tab S2 8.0 の4機種を表にして比較してみました。antutuベンチは、インターネット上のレビュー記事を参考にしており、条件も違うのであくまで参考です。
ZenPad 8.0 (Z380KL) (Z380KNL)
パソコンでもおなじみの台湾のメーカーASUS(エイスース)のタブレットZenPadシリーズの「ZenPad 8.0 (Z380KL)」は、音声通話も可能な8インチタブレットです。
性能的にはミドルスペックで、処理の重たいゲーム等をしない限りは、ストレスなく使用できます。youtubeの動画やウェブの閲覧も問題ありません。値段も3万円を切っておりお手頃です。SIMロックフリーなので格安SIM(MVNO)も使うことが可能です。
対応している周波数も多く電波の掴みも良いでしょう。短所をあげるとすれば、ASUSの削除できない独自アプリが多いことでしょうか。
カメラはフラッシュ未搭載で、そこそこの画質ですがタブレットとしては悪くありません。基本的にスマートフォンやガラケーとの2台持ちになりますから、値段や性能のバランスを考えると第一候補になりますね。
追記 7月6日 : OSを最新のアンドロイド6.0に、サウンド機能を強化したZenPad 8.0 (Z380KNL)が新たに発売されます。性能や機能などはほとんど同じです。
ASUS 公式 SHOP ZenPad 8.0 (Z380KNL)
MediaPad M2 8.0
より性能を重視するなら、ZenPadよりもこの「MediaPad M2 8.0」がオススメです。CPUはオクタコアCPUの「Hisilicon Kirin 930」を搭載で高性能、8型ディスプレイは画面を横にした時に、フルHDより横長で使いやすいWUXGA液晶(1920×1200ドット)です。カメラもフラッシュ付きでスマホの様な使い方が出来ます。
本体の質感も精巧に削りだされたメタルフレームを採用しており、高級感があります。
ステレオスピーカーを搭載しており、チューニングはオーディオブランドである米ハーマン社の「harman/kardon」でタブレットの中ではトップクラスの音質で映画やミュージックビデオを見るのにも適しています。
本体で通話可能ですが、この大きさのタブレットで話すのは恥ずかしいという人には、別売りのウェアラブル活動量計(ウォッチタイプ)「TalkBand B2」を使えばスマートに通話できます。
スマートフォンやガラケーとの2台持ちでタブレットをメインで使おうと人には、オススメのタブレットですね。価格も性能を考えると割安と言えますしね。RAM2GB/ストレージ16GBとRAM3GB/ストレージ32GBのモデルがあります。
また、NTTドコモが販売しているドコモタブレット「dtab Compact d-02H」はこの「MediaPad M2 8.0」がベースとなっておりほぼ同じ性能だが、音声通話不可な仕様となっている。
Xperia Z3 Tablet Compact
Xperia Z3 Tablet CompactにはLTE版とWiFi版がありますが、SIMカードを挿せるLTE版は日本で販売していないので海外の通販サイトやアマゾンの並行輸入を購入するしかありません。しかしガジェットとして一番物欲をそそるのは、このタブレットです。8インチディスプレイを搭載しながら、持った瞬間に感じる軽さ(270g)は少しびっくりします。
2014年発売の1世代前のタブレットになりますが、CPUにSnapdragon 801搭載しRAM3GBなので性能はハイスペックで現在でもまったく問題ないです。ディスプレイはWUXGA(1920×1200ドット)で精彩、サウンド面もソニーらしく高品質です。
また、他のタブレットと決定的に違う点が、IPX5/8の防水性能とIP6Xの防塵性能があることで、お風呂で映画を見たりビーチで使ったりすることも可能です。
欠点としては、対応している周波数が少ないため、NTTドコモや格安SIMの回線を使うことはできますが郊外などで電波の入りが悪いことです。スマートフォンやガラケーを使わないでこのタブレット1台で済ませたりカーナビ替わりに使うには少し厳しいです。2台持ちが前提となります。
エクスパンシス Xperia Z3 Tablet Compact
国際版でも型番SGP621は技適を取得しています。
Samsung Galaxy Tab S2 8.0
Samsung Galaxy Tab S2 8.0は日本で販売していない機種となります。8インチディスプレイで解像度は2048×1536と高解像度となっているのが特徴です。ipadと同じ4:3のアスペクト比で横長の画面となっています。
性能はipad miniの最新版と同等と言えるくらい高性能となっていますが、先代機種のTab S 8.4と比べて人気が無いのか日本では取り扱っているショップは少ないです。
また、NTTドコモのプラスエリアでは電波が入りにくいと思われます。
8インチタブレット比較 まとめ
ZenPad 8.0 (Z380KL)もMediaPad M2 8.0も完成度が高いので迷いますが、高性能なMediaPad M2 8.0の方が、性能的に長い期間使えるので個人的にはオススメです。約1万円の値段差をどう考えるかですね。
8インチタブレットに最適なSIMは?
スマホやガラケーと2台持ちになるので節約して月額費用を抑えたいですよね。オススメは先日、正式サービスが開始された「0SIM ゼロシム」(通話SIMの700円~2300円)か「楽天モバイルのベーシックプラン」(通話SIMの月額料金1250円)がオススメです。どちらも音声通話可能なSIMも用意されています。
以下の記事やリンクに詳細が書いていますので参考にしてください。
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